2015年7月24日金曜日

コムラサキの構造色

 土曜日に郷土博物館で開催する「りんぷん転写」教室の材料集めに、金山緑地公園に行ってきました。

▲コムラサキが、ヤナギの樹液を訪れていました。
 雄か雌か、翅の裏側だけでは見分けられません。

▲翅を開きましたが、紫色ではありません。
 雌でしょうか。

▲いいえ、雄でした。
 真ん中の写真は、コムラサキのりんぷんにもともとある色素色です。
 雄は、光の当たる角度により反射光が干渉を起こして紫色に見えるのです。
 これが構造色で、りんぷん転写すると、紫色は見えなくなってしまいます。

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