2022年1月31日月曜日

ミカンの木に野鳥

▶農家の庭のミカンの木に多くの野鳥が訪れていました。木で熟したミカンは鳥たちにとってこの上もないご馳走なのでしょう。
▶一番多かったのはヒヨドリです。ミカンの実をつついては小さくちぎってつまみ上を向いて飲み込んでいました。
▶次に多かったのはオナガです。オナガは警戒心が強く、こちらの存在に気付くとミカンの実をくわえて高い木の枝に飛び移ってしまいます。
 

2022年1月30日日曜日

金山調節池のカシラダカ

▶金山調節池の湧水近くの枯れた草地のあたりが賑やかです。近づくと茶褐色の鳥が飛び立ち灌木の枝にとまりました。カシラダカです。
▶数羽の群れで草の実を食べていたようです。冬羽のカシラダカはオスとメスが似ていますが、これは冠羽と頬が黒っぽいのでオスのようです。
▶すぐそばにアオジもいました。カシラダカに雰囲気が似ていますが、頭の形で区別は容易です。
 

2022年1月29日土曜日

ガマズミとコブシの冬芽

▶中里保全緑地の落葉搔きの折に観察したガマズミの冬芽です。枝にも冬芽にも短い毛が多い印象です。
▶コブシの冬芽です。冬芽の下方に見える弧状の筋は托葉痕で枝を一周しています。
▶同じコブシの枝の下の方にあった冬芽と葉痕です。1列に並んでいる維管束痕ははっきりしませんが7個ぐらいでしょうか。
▶三角帽子のように見える冬芽とかわいらしい顔のように見える葉痕はいったい何の木でしょう。
 

2022年1月28日金曜日

金山調節池のタシギ

▶金山調節池の湿地のほとりを歩いていると、2~3m先の水辺からジェッという声と共にタシギが飛び立ち7~8m離れたところに降りました。
▶こちらがじっと動かずにいると警戒心を解いたのか姿を現して餌を漁り始めました。
▶長いくちばしを水底の土中にさし込み、ミミズや貝などを捕らえて食べている様子でした。

2022年1月27日木曜日

中里保全緑地の落葉搔きで

▶中里保全緑地の落葉搔きの様子です。ブルーシートで山のような落葉を集めました。
▶袋に詰めて集めるより効率はいいのですが、通路のロープ越えもあってなかなかの重労働です。
▶作業の合間に見つけた“モズのはやにえ”にされたカメムシの幼虫です。
▶同じアカスジキンカメムシの幼虫が4箇所で見つかりました。生息個体数が多いということが分かります。
▶こちらにはカメムシの成虫がはやにえにされていました。
▶別の角度から見ると、どうやらセアカツノカメムシのようです。
 

2022年1月26日水曜日

冬の空

▶北風がとても冷たい。空を見上げるとフワッとしたわたのような感じの雲の間をうっすらとした帯状の雲の流れが幾筋も見えました。
▶枝で羽を休めているドバトたちは羽毛を思い切りふくらませて冷たい外気から身を守っています。
 

2022年1月25日火曜日

金山調節池にて

▶金山調節池の中の島で10羽ほどのサギの仲間が羽を休めていました。アオサギ、ダイサギ、コサギの3種です。以前多かったゴイサギの姿は見当たりませんでした。
▶10m前方の枝にオスのカワセミが飛来しました。水辺ではなかったので、小休止と行ったところでしょうか。
▶アシの枯れた茎をしきりにつつくシジュウカラです。茎の中に潜む虫を食べていたようです。
 

2022年1月24日月曜日

冬芽を楽しむ

▶雑木林の冬の管理作業の折の楽しみの一つが冬芽の観察です。ゴンズイの冬芽と葉痕です。愛らしい姿形の中に力強い生命力を秘めています。
▶ニワトコの冬芽と葉痕です。葉痕の中の維管束痕が童話のキャラクターの顔のように見えてとてもかわいらしい印象です。
▶タラノキの冬芽と葉痕はちょっと猛々しい印象です。葉痕は枝を半分以上巻くようにあり維管束痕は30以上もあります。
 

2022年1月23日日曜日

トウネズミモチの黒い実

▶昨年末に写したトウネズミモチの木です。黒く熟した実をたくさんつけていました。
▶その後ムクドリが群れでこの木を訪れ、実を食べに来ていたのを何度か見かけました。
▶同じ木を今月の半ばに写した写真です。黒い実はほとんど食べ尽くされました。

 

2022年1月22日土曜日

またモズのはやにえ

▶落葉搔きの作業の合間に見つけたモズのはやにえです。これは新鮮なコガネムシの幼虫です。
▶これは少し時間が経っていますがカナブンかハナムグリの幼虫のようです。落葉の下や地中にいるはずの甲虫類の幼虫をモズはよく見つけ出すものと感心してしまいます。
▶これはヤガ科のキバラモクメキリガです。夜行性のヤガは昼間はじっとしていて目立たないのに結構よく餌食になっています。
▶ツヤアオカメムシも低い木の枝に刺してありました。カメムシの悪臭もモズには効き目がなさそうです。すぐに折れてしまいそうな細い枝に器用に刺してるのには驚きます。
 

2022年1月21日金曜日

キチジョウソウの赤い実

▶中里緑地保全地域の落葉搔きには十数人のメンバーが参加してくれました。市役所の方やパッカー車も応援してくれて作業がはかどりました。
▶落葉の下から真っ赤な実をのぞかせたのはキチジョウソウです。落葉の下に隠れていた自然の宝物を見つけるのも作業の楽しみの一つです。
▶これはアオギリの冬芽と葉痕です。頂芽がビロードの帽子のように見えます。葉痕の中の維管束痕はたくさんありますが小さくてはっきりしません。
 

2022年1月20日木曜日

ツバキの花にメジロ

▶松山緑地保全地域の通路わきのツバキには多くのメジロが訪れます。そばを人が通ってもすぐに飛んでしまうことはありません。
▶それだけツバキの花の蜜に魅力がありメジロにとって冬の大切なエネルギー源です。雄しべの束の中に頭を埋もれさせて蜜を吸っていました。
 

2022年1月19日水曜日

冬の昆虫たち

▶冬の雑木林で落葉かきをしていると冬越しをしている昆虫たちと出会います。こんな枯木は絶好の観察ポイントです。
▶ちょっとしたくぼみをのぞいてみるとアカシマサシガメが越冬していました。
▶落葉搔きをしていると枯葉の中から成虫で越冬していたキリガが飛び出しました。
 

2022年1月18日火曜日

紅梅ほころぶ

▶休みの日には柳瀬川に多くの人々が訪れ楽しむ姿が見られます。ちょっと顔を上げれば富士山も望めるよいところです。
▶土手の紅梅がほころび春の訪れが近いことを感じさせます。

 

2022年1月17日月曜日

バンの若鳥

▶︎金山調節池で観察した1羽のバンですが、警戒心が強く不用意に近づくとアシの茂みの中に隠れてしまいます。
▶︎周囲の安全を確かめて岸に上がりました。額板が赤くなっていない若鳥です。バンは水辺の鳥なのに足指にヒレがないことがわかります。
▶︎岸辺に生える草をついばんで食べていました。
 

2022年1月16日日曜日

ヒヨドリとミツバチ

▶︎せせらぎ公園を歩いていると目の前の枝にヒヨドリが飛来しました。何か虫をくわえています。
▶︎拡大してみるとミツバチのようです。ミツバチは冬眠せずに巣内で活動しています。午後の気温が上昇し外に出たところをヒヨドリに捕まってしまったのでしょう。