2015年10月31日土曜日

蓑薄翅蛾の繁殖行動

▲きのうの空堀川管理道です。ハナミズキが紅葉し、秋の空気に包まれています。

▲植え込みの上を小さなハチのような昆虫が飛び交っています。 
 じつはミノウスバという小さな蛾で、この時季に成虫が羽化します。
 マサキの小さな枝には、数頭のミノウスバが集まっていました。
 なかには、交尾をしているペアもいるし、雌を追いかけている複数の雄もいました。

▲せせらぎ公園のマユミの木の枝では、交尾中のペアのすぐそばで、すでに産卵を始めている雌がいました。枝には無数の卵が産み付けられ、雌の体毛が塗されています。

2015年10月30日金曜日

秋キリガ

▲きのう中里緑地保全地域で観察した秋キリガ2種です。どちらも、外灯に集まってきたものです。
 これは、ケンモンミドリキリガ、開張4㎝ほどです。外灯の支柱や並立する樹木の幹に、5~6頭がとまっていました。食草は、ヤマザクラ。

▲これは、ナカオビキリガ、前種よりひと回りほど小型です。外灯の支柱に1頭だけがとまっていました。保育社の蛾類図鑑によると、「暖地性で、数は多くない」とか。食草は、不明。

2015年10月29日木曜日

螻蛄との出会い

▲きょう、せせらぎ公園付近を歩いていると、足下を素早く歩いている虫が目にとまりました。体長3センチほどのケラです。

▲ジーーという鳴き声もよく聞き、これまで何度も目にしているのですが、撮影に成功したことがありませんでした。すぐに土に潜ってしまうからですが、きょうはじっとしてくれるタイミングがあり、初めて撮影ができました。

▲体形は土の中での生活に適応しており、前脚はモグラのそれとそっくりです。系統の違う生物が同じような環境で生活することにより形態が似てくることを、収斂進化というそうです。ミミズなどを食べるのも、モグラと似ています。

2015年10月28日水曜日

鳴いている青松虫を撮る

▲アオマツムシの求愛は19日に紹介済みですが、鳴いているときの翅のブレを撮ってみました。
 これは、翅をたたんでいる状態です。

▲翅を持ち上げて、鳴く準備ができました。

▲羽をふるわせて鳴いているところです。翅のブレを出すために絞り込んで、シャッタースピードを遅くしています。そのため、周りの葉がうるさくなってしまいました。
撮影は22日です。

秋の金山調節池

▲先週の土曜日夜木枯らし1号が吹いて、朝夕めっきり冷え込みを感じるこの頃です。
 きのうの月曜日、代休で我が家に来ていた孫と金山調節池を訪れました。
 セイタカアワダチソウは、そろそろ終わりです。

▲バッタ類もずいぶん少なくなりましたが、陽だまりにトノサマバッタのペアが日向ぼっこをしていました。

2015年10月26日月曜日

赤立翅蝶が羽化

▲22日に紹介したアカタテハの蛹を、周囲に綴られた葉を取り除いて撮影したものです。

▲きょう外出から戻ると、羽化していました。左下に蛹の脱皮殻が見えます。

▲指にとまらせ外に出したら、飛び立っていきました。このチョウは、この姿で越冬します。

2015年10月25日日曜日

褄白枝尺蠖

▲10月20に撮影の、ツマジロエダシャクです。保育社の原色蛾類図鑑によると、開張33~40㎜、東京付近の平地では4~5月、9~11月に出現する普通種、食草はクスノキとあります。後翅を極端に下げたように静止している姿は、独特ですね。

2015年10月24日土曜日

青糸蜻蛉

▲10月20日、せせらぎ公園で撮影したアオイトトンボです。
 他のイトトンボと違い、翅を開いて止まります。
 きょう、せせらぎ管理棟前の池でも観察できました。

 きょうは、下宿にある旧森田家で、郷土博物館主催のミュージアムコンサートがありました。ミュージアムコンサートは今回で11回を数えますが、旧森田家での開催は初めてです。山下靖喬氏による津軽三味線の超絶技巧の演奏は、鳥肌が立つほどの素晴らしい演奏でした。

2015年10月23日金曜日

桑蚕の幼虫vs寄生蠅

▲畑の脇に生えている桑の小枝に、クワゴの幼虫がとまっています。
 そして、すぐそばには寄生バエがとまっています。
 寄生バエがなおも近づいて、クワゴの体に触れると…

▲クワゴの幼虫は頭胸部を大きく振り、寄生バエを追い払いました。
 しかし、寄生バエは近くの葉にとまり、再び近づくタイミングをうかがっている様子でした。
 チョウやガの幼虫は、寄生蜂や寄生バエの宿主になることが多く、卵からの羽化率は1%未満といわれています。

2015年10月22日木曜日

赤立翅蝶の蛹

▲10月6日に紹介したアカタテハの幼虫がいた場所を再び訪れてみました。
 ケヤキの葉を綴って、中に幼虫が隠れていました。

▲同じケヤキの小木の別のところでは、綴られた葉の間から蛹が覗いていました。(白い矢印が指しているところです)羽化を観察するために、採集してみようと思います。

2015年10月21日水曜日

複十字病院の冬桜

▲松山郵便局から清瀬高校方向へ歩くと、右手に複十字病院があります。歩道から見えるところに、冬桜が咲いています。

▲花は小振りですが、淡いピンクがきれいです。

▲この時季に咲く花と春に咲く花とでは、大きさが異なるのでしょうか?
 春に確かめてみたいと思います。

2015年10月20日火曜日

大蟷螂vs腹広蟷螂

▲せせらぎ公園の柵で組み合っているのは、オオカマキリ(上)とハラビロカマキリ(下)です。
 見たときにはこのような態勢でしたので、どうしてこうなったのかは不明です。柵の上で鉢合わせしたのでしょうか。
 がっちりと組み合ったまま、双方とも身動きが取れない状況だったので、ちょっと手で触れたところ、両者驚いた様子で離れました。
 オオカマキリのほうが、深手を負っている様子でした。

2015年10月19日月曜日

青松虫の求愛

▲アオマツムシの賑やかな鳴き声も、大分下火になってきました。この時季が、撮影はしやすくなります。といっても、左手で茎を固定して、右手でカメラの操作をすべてこなさねばなりませんでしたが…
 左側の雄が前翅を立てて鳴き、右側の雌に求愛しています。

2015年10月18日日曜日

土蝗の幼虫と成虫

▲9月19日撮影のツチイナゴの幼虫です。体色は緑色です。

▲本日撮影した成虫の写真です。幼虫のときには緑色だったものが、成虫になると茶褐色になります。成虫越冬するツチイナゴに、緑色型の成虫がいないのは当然と言えるかもしれませんね。

2015年10月17日土曜日

星笹螽斯

▲金山調節池の草むらを歩いていると、小さなキリギリスが飛び立ち近くの草にとまりました。
 近づくと葉の裏側に回り、姿を隠します。回り込んで撮影しようとしても、こちらの動きに対応するように隠れます。

▲この明るい草地に多いのが、ホシササキリです。
 暑さや乾燥に強いからか、ウスイロササキリなどよりも個体数がとても多い。
 名前の由来は、翅の横に黒っぽい点刻が並んでいることによります。

▲この個体は、体色も褐色です。
 ホシササキリの鳴き声は小さく、私にはまったく聞こえません。

2015年10月16日金曜日

黄立翅蝶の秋型

▲もう少し九州の写真にお付き合いください。
 道の駅いぶすきにいた、キタテハの秋型です。
 タテハチョウの仲間では、清瀬と同じくツマグロヒョウモンも普通に飛んでいました。

▲夕暮れの開聞岳です。

▲錦江湾(鹿児島湾)の朝、大隅半島から昇る朝日。

2015年10月15日木曜日

石崖蝶

▲仙巌園の中で見たイシガケチョウです。展翅標本のように、翅を水平に広げてとまります。
 近年北上を続け分布を広げているようで、九州辺りではごく普通に見られるようです。

▲仙巌園から見える桜島の眺めです。中国からの観光客が大勢いました。

2015年10月14日水曜日

黄帯枝尺

▲所用で九州に行き、薩摩の小京都と呼ばれる知覧に寄ってきました。
 ここは、知覧の武家屋敷の街並みです。生け垣にイヌマキが植えられています。

▲ひらひらと飛ぶ美しいチョウのような蛾がたくさん…
 ランタナの花で吸蜜しているところをコンデジで撮影。

▲ネットで調べてみると、九州以南に生息するキオビエダシャクであることがわかりました。
 開張は5~6センチで、紺の地に黄色い帯が鮮やかです。

▲葉の裏側に隠れるようにとまります。

▲食草のイヌマキの生け垣で、交尾していたペア。
 武家屋敷の庭園群も見応えがありましたが、初めて見たこの蛾もとても印象に残りました。

2015年10月7日水曜日

眉立茜

▲これも、きのうの金山調節池です。石の上で休むマユタテアカネです。
 顔に眉のような黒い斑点があるのがわかります。眉というより、ちょび髭のように見えますが…

▲赤とんぼの仲間ですが、それほど数は多くありません。
 なんといっても多いのは、アキアカネです。
 PCのメンテナンスのため、次回の更新は来週初めごろになる見込みです。

姫赤立翅蝶の蛹

▲きのうの金山調節池で撮影した写真です。
 9月16日にも紹介した、ヒメアカタテハの幼虫が食草のヨモギを綴って作った巣です。

▲中で蛹になっていました。
 秋に羽化すると、成虫で越冬します。

▲近くの歩道上で、日向ぼっこをしていた成虫です。


2015年10月6日火曜日

溝蕎麦が花盛り

▲きょうの金山調節池の写真です。
 ミゾソバが花盛りです。

▲淡い紅色の花が、金平糖のようで可愛らしい。

▲イチモンジセセリが吸蜜していました。

▲同じセセリチョウ科のチャバネセセリです。後翅の白紋の並び方が、イチモンジセセリとは違います。