2015年6月30日火曜日

クワゴ羽化

▲まゆから絹糸を作る蚕は、6000年前ごろ中国で飼育が始まったといわれています。
 カイコの祖先種と言われているのが、このクワゴです。
 ちょうど羽化の季節、羽化まもない成虫がまゆにとまっています。
 まゆは、カイコのそれと比べるとかなり貧弱です。
 カイコガは飛びませんが、このガはよく飛びます。

▲同じ桑の木にとまっていたのは、クワカミキリです。
 桑の幹より、写真のように緑の若枝によくとまっています。
 


2015年6月29日月曜日

小さな翅でもよく飛びます

▲せせらぎ公園のホタルケージに入り込んでいたのは、体長が約2.5センチのコバネカミキリです。
 コバネカミキリは夜行性なので、夜のうちに紛れ込んだものでしょう。
 活発に動き回り、まるでハチのようによく飛ぶカミキリです。

▲ケージから救出して撮影したのが、この写真。
 前翅が短いことがよくわかります。
 後翅がはみ出すように見えています。
 昼間は樹皮下などに隠れているので、なかなか目にする機会がなく、清瀬で見たのは初めてです。
 

2015年6月28日日曜日

孫と昆虫採集

▲きょうの午前中は、孫と昆虫採集に出かけました。
 川沿いの桑の木でクワカミキリ、ヤナギの樹液でノコギリクワガタの雌とカナブンを採集しました。
 よく観察した後には、虫かごから出して放します。

▲ゴマダラカミキリも採集。
 虫かごから出てきて、すぐに飛び立ちました。
 孫は、「カミキリもこんなによく飛ぶんだ」と感心していました。

▲クヌギの樹液には、ルリタテハ。
 これは採集せず、観察だけ。
 このほかにも、トノサマバッタ成虫やショウリョウバッタ幼虫、カブトムシの雄と雌を見つけることができました。
 およそ1時間の間にこれだけの昆虫たちを観察できる清瀬は、まだまだ豊かな自然が残っています。これからも大切にしていきたいですね。
きょうはカメラを忘れてしまったので、すべてiPhoneによる撮影です。

2015年6月27日土曜日

トラフシジミの産卵

きのうの夜は、ミラベル室内アンサンブルの定期演奏会を聴きに行きました。
プログラムは、E.F.ダラーバコ「4声の12のコンチェルト・ダ・キエーザ」、W.A.モーツァルト「ディベルティメントニ長調KV.136」、B.バルトーク「ルーマニア民族舞曲」、J.S.バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043」、O.レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」の5曲です。
どれも、完成度が高くなかなか良い演奏でしたが、特に、木野雅之氏、川畠成道氏という二人の名ヴァイオリニストを迎えてのバッハは、緊張感の中にも音楽の愉悦感が伝わってくる熱演でした。
木野氏と川畠氏という演奏スタイルの異なる二人のアンサンブルは、本当に聴きごたえがありました。
お二人の無伴奏によるアンコールも素晴らしく、感動しました。
ミラベル室内アンサンブルの、これからの演奏が楽しみです。

トラフシジミの春型について、5月11日にご報告しましたが、きょうは夏型です。
きのうのせせらぎ公園でのこと。
少し大きめのシジミチョウが飛んでいたので、目で追っていくと、ハギの葉にとまりました。

▲見ると、トラフシジミの夏型です。
 春型ではくっきりとしていた白帯が、うす茶色というか肌色になっています。

▲そのうち葉から移動して茎を歩き始め、なんと腹をまげて花芽に産卵したではありませんか。
 卵は小さくて上手に撮れずお見せできませんが、緑色の美しい卵が産み付けられていました。
 これまでも何度かせせらぎ公園で観察していますが、ここのハギで発生していたものかもしれませんね。

2015年6月26日金曜日

エサキモンキツノカメムシ

▲エサキモンキツノカメムシが自分の産んだ卵を抱えるようにして守っていました。
 ミズキの葉の裏です。(きのうの撮影)

▲きょう行ってみると、すでに孵化が始まっていました。
 こうやって卵や幼虫を守る行動は、いくつかのカメムシの仲間で見られます。
 少し観察を続けてみることにします。

2015年6月25日木曜日

ナナフシとトビナナフシ

▲褐色型のナナフシモドキです。
 緑の葉の中にいると、かえって目立ってしまうかもしれませんね。
 触角が短いのが特徴です。
 ふつうは、雌だけで単為生殖をしているようです。
 一昨日の撮影です。

▲きょう撮影したヤスマツトビナナフシです。
 体長はおよそ4.5センチで、翅の長さは体長の3分の1ほどでしょうか。
 羽ばたいて飛ぶことはしませんが、翅を開いて滑空し姿勢を安定させて葉の上などに着地します。

2015年6月24日水曜日

ハグロトンボ

▲金緑色の体が美しい、ハグロトンボの雄です。
 今、金山緑地公園では多くの個体が見られます。
 木陰などの薄暗い所を好んで飛び、時々翅を立てて止まっていました。

▲これは腹部も黒いので、雌のようですね。
 ヤマノイモの葉にとまったところ、ヤマイモハムシが近づいてきたので、前脚をあげています。
 人が近づくと飛び去るのに、小さな昆虫仲間には場所を譲っていました。

2015年6月23日火曜日

ヒメギス

▲梅雨の中頃に羽化するヒメギスの成虫が多くなっています。
 食べているのは、ヒメガマの雄花穂です。 

▲ヒメギスはキリギリスをひと回り小さくしたような形で、胸部の白線が目印です。
 きょう観察したのは雄4雌1で、3頭の雄がヒメガマの雄花穂を食べていました。

2015年6月22日月曜日

夜の雑木林Ⅱ(甲虫ほか)

▲カブトムシの雌も発生していました。
 ここは、天然の樹液です。
 下に見えるのは、ヨツボシケシキスイです。

▲人工樹液を訪れた、カブトムシの雄。
 シーズンの初めは雄が多いのですが、この晩は雌1に対して雄は4でした。

▲触角がのこぎり状のノコギリカミキリです。
 清瀬では、このカミキリも個体数が多い。

▲ナガゴマフカミキリも地味なカミキリ虫ですが、個体数が多い。
 カシの木の枝を齧っていました。

▲尾端に卵鞘をつけた雌のヤマトゴキブリです。
 ゴキブリの仲間も、樹液を訪れる常連です。

2015年6月21日日曜日

夜の雑木林

▲フシキキシタバの観察を目的に、夜の雑木林に出かけました。
 フシキキシタバは、かつて珍しい種類でしたが、場所によっては多産しています。
 清瀬も6月になると、毎年見られます。
 食草は、ネムノキやフジです。

▲マメキシタバも、これから真夏にかけて多産します。
 食草は、クヌギです。
 マメは、小さいという意味でしょう。
  
▲コントラストのある模様が印象的な、アシブトクチバです。
 食草は、サルスベリです。

▲カキバトモエも飛来しました。
 結構敏感で、シャッターを切れたのはこの1枚だけです。
 この個体は茶褐色がかっていますが、もっと白っぽい個体も飛来していました。
 名は、翅裏の色が黄葉した柿の葉に似ていることからというのですが…
 食草は、ネムノキ・フジです。

▲ヨツメノメイガと思われます。
 食草は、不明です。
 右上は、モリチャバネゴキブリです。

▲コヤガの一種と思われます。
 小さいが、なかなか美しい蛾でした。
 すべて、人工糖蜜を使用して集めた蛾たちです。

2015年6月19日金曜日

浅間牧場から浅間山

▲浅間牧場から見た浅間山です。
 曇っていて山頂は見えず、噴火も確認できませんでした。
 しかし、車のフロントガラスにはうっすらと火山灰らしきものが付着していました。
  
▲薄日が差した時にニガナで吸蜜していたウスバシロチョウです。
 小雨がぱらつき始めると、近くの葉にとまりました。

▲プライアシリアゲもイネ科の細い茎にとまってじっとしていました。

▲高原には、あちこちにアヤメの花が見られました。

▲ヤマオダマキのクリーム色が、高原の清々しさを引き立てているようです。

北軽井沢のエゾハルゼミ

▲梅雨の合間の北軽井沢で、エゾハルゼミの声を聞きました。
 薄日が差して、少し空気に暖かさを感じるようになると、盛んに鳴いていました。
 ハルゼミ属では、かつて清瀬でもハルゼミの声が聴かれたものです。
 ちょうど連休のころ、旧清瀬病院や旧小児病院の松林で鳴いていました。
 自宅の庭の洗濯ものについていた、雄のハルゼミのことをなぜかよく覚えています。

▲葉の上に飛来したジョウカイボンです。
 清瀬では、小型のヒメジョウカイが生息しています。
 小さな昆虫や花粉などを食べています。

▲ドウダンツツジの上をチラチラ飛び回っていたゴイシシジミです。
 ついこの間、清瀬でも確認しました。

2015年6月18日木曜日

湯の丸高原のレンゲツツジ

▲湯の丸高原のツツジヶ原は、レンゲツツジが花盛りです。
 背景は、湯の丸山です。

▲枝や花が輪生する様子を蓮華の花にたとえて、レンゲツツジという名がついたそうです。

▲レンゲツツジは単独で生えずに群生します。
 花の色も、オレンジ色や朱色など変化に富んでいます。
 遠くに白い花の咲く木が見えます。

▲白い花は、ズミの花です。
 ズミは、リンゴの接ぎ木の台木として利用されています。

▲レンゲツツジの蕾に、コツバメがとまっています。
 コツバメはスプリングエフェメラルで、かつては清瀬でも記録されたようです。
(私は見たことがありませんが)

▲足元のシロバナヘビイチゴに、ビロウドツリアブが訪れていました。
 清瀬あたりの個体と比べると、灰色っぽく見えます。


目立つ蛾

▲クヌギの黒い木肌に、白っぽいマメキシタバがとまっています。

▲こちらのコナラには、薄緑色のキノカワガがとまっています。
 どちらの蛾も、黒っぽい木肌にとまっているので、よく目立ってしまいます。
 どちらの種も翅色に個体変異が多い蛾ですが、このように目立つ個体が生き残ってきているということになると、鳥など天敵にはどんなふうに見えているのでしょうね。

2015年6月15日月曜日

美しいセセリチョウ

▲蛾と間違われることが多いセセリチョウですが、このキマダラセセリはなかなか美しいと思います。
 清瀬では個体数は多くありませんが、毎年今頃の時季にはよく見かけます。

▲前翅を半開にし後翅を水平に開いて止まるのは、セセリチョウ科の独特な姿勢です。

ハチモドキ

▲小さなハチが、サイカチの木の幹を腹を曲げた状態で歩き回っています。
 ちょっと見たところ、トックリバチに似ています。

▲ところが、ハチによく似たハナアブだったのです。
 ヒサマツハチモドキハナアブという長い名前がついています。
 ハチモドキとはよく言ったものですね。
 腹を曲げているのは、産卵のようです。

2015年6月13日土曜日

鎌倉日和

梅雨の合間の鎌倉を訪ねました。

▲紫陽花を求めて多くの人出が…江ノ電も超満員。

▲鶴岡八幡宮にも大勢の人が訪れていました。

▲道端の紫陽花の花が、目を楽しませてくれます。

▲ハギに産卵するルリシジミ。

▲石榴の花があちらこちらで見られました。

▲寺の本堂脇に咲く水連の花。

▲昼食時に飲んだ鎌倉ビールはうまかった。

▲ビールのつまみとして出たオリーブの実も美味しい。

▲由比ヶ浜では、多くのサーファーが、 夏の海を楽しんでいました。

▲鎌倉駅前の喫茶店で食べた和のスイーツが、歩き疲れをとってくれました。