2020年1月31日金曜日

ウスバフユシャク

▶ケヤキの木の下の万年塀の壁面にとまっていた、ウスバフユシャクのオスです。

▶すぐ近くの塀の上部にいたメスです。ウスバフユシャクは、12月から2月ごろまで成虫の姿が観察できる冬尺蛾です。

2020年1月30日木曜日

センダンの冬芽

▶金山緑地公園の柳瀬川沿いで、センダンの冬芽が観察できます。小さなお猿さんの顔が並んでいるようで、とてもかわいいです。左下の大きい塊は、ハラビロカマキリの卵鞘です。

2020年1月29日水曜日

ツバキの花とヒヨドリ

▶金山調節池に咲くツバキの花を訪れたヒヨドリです。

▶ツバキの花の蜜は、鳥たちにとって冬の貴重なエネルギー源です。

2020年1月28日火曜日

キバラモクメキリガ

▶︎せせらぎ公園の街灯近くにとまっていた、キバラモクメキリガです。夜、街灯の明かりに寄ってきたのでしょう。

▶︎個体数が多いので、モズのはやにえとなっているものの多いです。

2020年1月27日月曜日

クビキリギス緑色型のはやにえ

▶︎保全緑地の落葉掃きをしていると、モズが右往左往しています。落葉の中から飛び出す昆虫を狙っているようです。さっそく、緑色型のクビキリギスがはやにえとなっていました。

▶︎いつものことながら、上手に枝に刺すものだなと感心してしまいます。

2020年1月26日日曜日

マユミとニシキギの冬芽

▶︎ニシキギ科のマユミの冬芽です。水滴形の冬芽を保護するうろこ状の芽鱗は、7枚ほどです。

▶︎芽鱗が6枚ほどの、ニシキギの冬芽です。枝にコルク状の翼があります。

2020年1月25日土曜日

シマサシガメの幼虫

▶︎落ち葉の中から出てきたのは、シマサシガメの幼虫です。ヤニサシガメによく似ていますが、ベタベタした感じがほとんどありません。清瀬では、よく見かけるサシガメです。

2020年1月24日金曜日

サザンカの花びらを食べるヒヨドリ

▶︎サザンカの花びらをつまんで繰り返し食べているヒヨドリを見つけました。この時季は木の実がほとんど食べ尽くされて、こうして花びらやつぼみを食べている鳥をよく見ます。

2020年1月23日木曜日

キチジョウソウの実

▶︎「花が咲くと吉」というキチジョウソウの花を昨秋たくさん観察したのですが、赤い実が熟しているのをなかなか観察できていませんでした。おとといグリーンシップの打合せで訪れた松山保全緑地で、やっと観察できました。たった1個でしたが、およそ1センチほどの赤い果実は存在感があります。

2020年1月22日水曜日

ムラサキシジミ飛ぶ

▶1月20日、21日と日差しの暖かい日が続き、越冬していたムラサキシジミが姿を見せました。これはアオキの葉の上で日向ぼっこをしていた個体です。

▶こちらは大寒の日に、観察した個体です。ユズの木の周りを飛んだあと、葉にとまって翅を休めているところです。大寒といえば一年で一番寒い季節です。この日にチョウが飛ぶのを見たのは初めてです。

2020年1月21日火曜日

ヤマガラ

▶久し振りにヤマガラに出会いました。しきりに木の実をつついて食べていましたが、大好きなエゴノキの実かどうかは確認できませんでした。

▶後頭部に、わずかですがクリーム色の部分が見えます。

2020年1月20日月曜日

石神井公園へ下見に

▶今週、練馬区の小学生対象にした自然観察会の予定があり、石神井公園に下見に行ってきました。石神井池の南側の歩道は舗装工事のため通行止めでした。北側の歩道から写したキンクロハジロです。当日は、樹木や野鳥の観察をする予定です。

▶カワウが岸に上がって、羽を乾していました。カワウの羽には油が少ないので、水面を泳ぐときにも体のほとんどが水の中です。水に潜って魚を捕るには都合がよいのですが、こうやってしばしば羽を乾燥させる必要があります。

2020年1月19日日曜日

ゴンズイの冬芽と葉痕

▶ゴンズイの枝先には二つの冬芽が仲よく並んでいました。てっぺんの花のような形のものは、果柄でしょうか。

▶枝の途中にある冬芽と葉痕は、とても可愛らしい。

▶こちらは、遊園地にでもありそうなオブジェのように見えます。

2020年1月18日土曜日

力尽きたオオカマキリ

▶ヤマコウバシの実生の苗に、オオカマキリがぶら下がっているのを見つけました。すぐ上には通常の半分ぐらいしかない大きさの卵鞘が見えます。昨年の秋遅く、産卵中に力尽きたのかもしれません。おととい中里保全緑地で落枝整理作業をしていた時に観察しました。

2020年1月17日金曜日

ザリガニを捕らえたモズ

▶金山調節池の上池を縄張りにしているモズが、湿地に飛び降りて小さなザリガニを捕まえました。獲物を木の枝に刺すところは観察できませんでした。

▶台田の市有林の中にあったモズのはやにえは、小さなトビズムカデです。

2020年1月16日木曜日

市有林の落葉掃きとキリガ

▶一昨日、台田市有林の落葉掃きの作業をしました。

▶参加したのは、自然を守る会のメンバー18人と市役所の担当者4人の合計22人です。集められたたくさんの落葉は、市内の農家に引き取っていただきました。

▶作業中に、落葉の中から1匹の蛾が飛び出しました。前翅長2センチほどのミスジキリガでした。環境省の準絶滅危惧種に挙げられている珍しい種類です。

2020年1月15日水曜日

ムクノキの実を食うヒヨドリ

▶金山緑地公園の柳瀬川沿いのムクノキの枝で、実を食べているヒヨドリです。ムクノキの実はムクドリだけでなく、ヒヨドリやハトたちもよく食べます。


2020年1月14日火曜日

ジョウビタキのオス

▶市外観察会の下見のメンバーの一人が「今年はジョウビタキを見ていない」と言っていました。私も「例年に比べると少ない」と相槌を打ちましたが、昨日は2度も出会いがありました。

▶同じジョウビタキのオスでも、人間と同じように顔つきや装いに個性があることがわかります。

2020年1月13日月曜日

葛西臨海公園の下見

▶︎きのう市外野鳥観察会の下見で、葛西臨海公園に行ってきました。

▶︎観察できたのは、アオアシシギ、ノスリ、セグロカモメなど36種類でした。

▶︎当日用意する資料には、これらの写真を使う予定です。

2020年1月12日日曜日

クビキリギスを捕らえたモズ

▶草地から飛び出したモズがくわえているのは、キリギリスの仲間のクビキリギスです。

▶近くの林の中には、はやにえとなったセンチコガネがありました。この時期の昆虫たちはほとんど動きがないと思うのですが、よく見つけるものだと感心してしまいます。

2020年1月11日土曜日

カシラダカの水浴び

 ▶金山調節池の流れの畔の草地では、必ずといっていいほどカシラダカが観察できます。きょうは、流れの中で水浴びをしている様子を観察できました。

▶繰り返し水を浴びて、とても満足そうに見えました。

2020年1月10日金曜日

菜の花

▶中里の畑には、早くも菜の花が咲き始めていました。

▶日本には中国から伝わり、飛鳥時代には食用の野菜として栽培されていたようです。平安時代の遺跡が見つかっている清瀬でも、古くから菜の花が栽培されていたのかもしれません。

2020年1月9日木曜日

クロバネフユシャク

▶せせらぎ公園の柵の上にいたクロバネフユシャクのオスです。

▶こちらは翅が退化したメスです。クロバネフユシャクは関東地方に多い冬尺蛾で、1~3月に出現します。

2020年1月8日水曜日

花弁のひっかき傷

▶サザンカの花びらに、ひっかき傷のような跡がたくさんついています。

▶これは、メジロが蜜を吸いにきたときに、足の爪でつけた傷です。冬場に咲くサザンカやツバキにとって、蜜を吸いに来るメジロやヒヨドリは大切な受粉媒介者です。

2020年1月7日火曜日

カンアオイの花

▶カンアオイは、林下に生えるウマノスズクサ科の常緑多年草です。落葉の中に、青々とした株が目立ちます。

▶葉の下に、地味な花が隠れていました。この花にはどんな虫が訪れるのでしょう。キノコバエの仲間がキノコと間違えて花の中に潜り込み、受粉を媒介しているようです。

2020年1月6日月曜日

チャバネフユエダシャク

▶せせらぎ公園で見つけたチャバネフユエダシャクのオスです。大きさは4センチほど。春には、幼虫がたくさん見られます。

▶同じ日に少し離れた場所で、メスも見つけました。白と黒のコントラストがはっきりした体色で、オスと同じ種とは思えない姿です。この色彩も、鳥の糞に擬態なのかもしれません。

2020年1月5日日曜日

センダンの実を食うヒヨドリ

  
▶金山緑地公園の柳瀬川沿いに生えたセンダンの木に実がたくさんついています。その実を食べに、ヒヨドリが入れ替わり立ち替わりやってきていました。この実を人間は薬として利用してきましたが、食用にはなりません。

2020年1月4日土曜日

ヤマコウバシの冬芽

▶ヤマコウバシはクスノキ科の落葉低木で、冬でも枯れた葉が枝に残っています。赤くて大きい冬芽は、開くと花と葉になる混芽です。

2020年1月3日金曜日

サザナミフユシャク

▶先月半ば、くぬぎ林のクズはき(落葉掃き)をしました。これは集める前の写真です。

▶集めた後の写真です。奥に見える大きな白い袋に集めた落葉が詰まっています。全部で25袋集まりました。その後1週間ほどして地元の農家が回収して、畑に運んでくれました。

▶その日に出会ったサザナミフユシャクのオスです。くぬぎ林に発生する冬尺蛾で、成虫は12月に出現します。