2022年11月30日水曜日

アカボシゴマダラの幼虫

▶柳瀬川の河岸に生えたエノキの実生木です。樹木整備で伐採する前に昆虫の有無を確認しました。
▶すると複数のアカボシゴマダラの幼虫が見つかりました。このアカボシゴマダラは海外からの移入亜種で、私が清瀬で初めて確認したのは2008年です。幼虫は幹を降りてエノキの落葉に体を固定して越冬しますが、中には木から降りずに越冬する個体もあるということです。
▶剪定したピラカンサの枝にはイラガの繭がたくさんついていました。
 

2022年11月29日火曜日

カンアオイの花

▶中里保全緑地で行われた刈草・落枝整理作業に参加しました。実作業時間は1時間ほどでしたが、刈った笹の葉がこんなに積もりました。
▶カントウカンアオイの花が咲き始めていました。年々殖えて広がっているようで嬉しいです。
▶それにしても地味な花ですが、不思議な魅力を感じさせます。この花を昆虫が訪れるシーンを観察したいものです。
 

2022年11月28日月曜日

クヌギカメムシの産卵

▶雑木林で刈った笹や枯れ枝を集める管理作業に参加しました。12月以降に予定している落葉集めをやりやすくするためです。
▶刈った草の間から跳び出したのはツチイナゴです。布団を剥がされて困ったような顔をしていました。
▶クヌギの幹には多くのクヌギカメムシが、単独で歩いたり交尾ペアになっていたりしていました。交尾ペアの下側のメスの腹は卵でパンパンに膨らんでいます。
▶すでに産卵も始まっていました。多くの個体は下向きにとまって産卵していました。
▶珍しく上向きにとまって産卵していた個体です。卵は整然と並べて産みつけられ、ゼリー状の物質で覆われています。
▶腹側を見ると、気門が黒い点々に見えます。ヘラクヌギカメムシは気門の周りが黒くありません。
 

2022年11月27日日曜日

せせらぎ公園の紅葉と赤い実

▶せせらぎ公園を西から東へ向けて歩きました。第四小学校のモミジやイチョウがきれいに紅葉していました。
▶エノキやムクノキの落葉が積もったせせらぎの畔を歩いていたキジバトです。
▶クヌギ林の北側を過ぎると、流れのほとりのノイバラが赤く実っていました。
▶クコの実が鈴なりに実っていて華やかでした。秋は実りの季節ですね。
 

2022年11月26日土曜日

オオハナアブ

▶畑道沿いのチャノキの花を訪れていたオオハナアブです。オオハナアブといっても体長はナミハナアブと変わらず、いくらかがっしりとした体型に見えるかなといった程度です。
▶顔がチャノキの花の花粉で黄色くなっています。
▶ウワミズザクラの葉が鮮やかに黄葉していました。



2022年11月25日金曜日

オオバナノセンダングサ

▶清瀬橋親水公園付近の柵に絡まるマルバアサガオの花の紫色がきれいでした。
▶清瀬橋親水公園は柳瀬川の増水時にあふれた水が入る調節池の機能があります。土手にオオバナノセンダングサが咲いていました。コセンダングサの変種のようです。
▶ギシギシの葉上にベニシジミが飛来し、葉の縁まで歩いて裏側に回り込んで産卵している様子でした。
 

2022年11月24日木曜日

新柳瀬川から空堀川へ

▶新柳瀬川から空堀川方向へ遡るように歩きました。石田橋と三郷橋が重なって見えるポイントです。右手に見える黄葉は明治薬科大学です。
▶柳瀬川から新柳瀬川への分岐点にいたコサギです。流れの中の獲物を狙っている様子でした。
▶空堀川左岸のナンキンハゼの紅葉です。
▶梅坂橋付近の空堀川で、石の上にいたカワセミです。岸辺の紅葉をうっとり眺めているといった風情です。

 

2022年11月23日水曜日

アスパラ菜の畑で収穫

▶アスパラ菜が花盛りです。花芽と茎葉を食べる中国野菜で、最近人気があるそうです。収穫していた知り合いの農家の方からいただき、食べてみましたがくせがなくほんのり甘くておいしい。
▶アスパラ菜の花で忙しくしていたのは、セイヨウミツバチです。冬越しに向けて備蓄食料の収穫に大忙しといったところです。
▶こちらはミツバチに似ていますが、翅が2枚のナミハナアブです。成虫で越冬するナミハナアブもせっせとエネルギー補給です。
 

2022年11月22日火曜日

ナンテンの実

▶雨上がりの朝、我が家に植えてあるナンテンの瑞々しい赤い実が目に優しく映りました。ナンテンは中国渡来と言われ、和名は中国名の「南天燭」「南天竹」が由来だそうです。
▶赤い実には咳を鎮める効果があったり、樹皮や葉に抗菌作用があったり、古くから魔除けとしても庭に植えられてきたようです。赤い実は、鳥たちが頻繁に訪れ間もなく無くなります。
 

2022年11月21日月曜日

我が家のカマドウマ

▶自宅の敷地内で久し振りにカマドウマを見つけました。我が家が雑木林に囲まれていた時代にはよく見かけましたが、最近は見ていませんでした。何十年ぶりかの再会です。あまり大きくないことと、模様が不鮮明なので、クラズミウマではないかと思います。カマドウマの仲間は雑食性でうす暗いところを好みます。
 

2022年11月20日日曜日

秋さがしと自然あそび

▶11/17、小学校1年生の生活科の授業支援に参加しました。秋のシーズンの教育支援の締めくくりとなる活動です。松山保全緑地で、子供たちが懸命に木の実や昆虫を探す姿に感動しました。
▶大きなジョロウグモをめざとく見つけ、大きさや生態に関する質問を次々に投げかけていました。オオバコを摘んで、引っ張り相撲も楽しみました。
▶約1時間の観察の後、プラタナス広場に集まって、活動の振り返りとまとめをしました。子供たちはよく集中していて、本当に感心しました。
 

2022年11月19日土曜日

タラノキの実

▶タラノキの実が黒く熟し始めています。黒い実は、ほかにもイボタノキやネズミモチなどありますが、紫外線が見える鳥たちにはおいしそうに見えるのでしょうね。
▶雑木林のクヌギの木の黄葉がだいぶ進んできました。
▶空堀川に架かる石田橋から三郷橋方向を望むと、中里緑地保全地域の黄葉が西日に映えてきれいです。


 

2022年11月18日金曜日

ガマズミの実が鮮やか

▶御殿山緑地のガマズミの実が日に映えてとても鮮やかです。もうそろそろ甘くなる頃でしょうか。
▶西日がよく当たり昨年はたくさんの青い実がついたサワフタギは、今年は実の付きがよくありません。これは別の木です。
▶ササの葉の茎に近いところでじっとしていたサツマノミダマシです。夏のクモというイメージですが、晩秋に姿を見られるのは温暖化のせいでしょうか。
▶ナンキンハゼの葉上で日向ぼっこをするササキリのメスです。
 

2022年11月17日木曜日

ひつじ雲

▶洗濯物を取り込むときにふと空を見上げると、羊の群れが…。ひつじ雲とかうろこ雲とか、雲の俗称には厳密な取り決めはないそうです。なので、自分の感性に従って眺めることにしましょう。
 

2022年11月16日水曜日

ハクセキレイのつがい

▶晩秋の日差しの中、金山緑地公園の草地に舞い降りた2羽のハクセキレイです。左がメスで、右がオスのつがいのようです。これからの季節、鳥たちの活動が観察しやすくなるので楽しみです。

 

2022年11月15日火曜日

松山保全緑地にて授業支援

▶松山保全緑地にて、小学校一年生の生活科の授業支援に参加しました。テーマは「秋の自然探し」です。子供たちは周りをよく見て、いろいろな動植物を本当によく探します。これはヒラタケのようです。
▶緑地のあちこちに自生しているキチジョウソウです。根元近くに咲いている花にもよく気付きました。
▶梢で鳴いている小鳥にも私より先に気付き教えてくれました。ヤマガラやシジュウカラなどです。今週また別の小学校の授業支援の予定も入っています。
 

2022年11月14日月曜日

11月8日の天体ショー

▶11月8日の昼間は、秋晴れの下で観察会を行った日でした。ここでも挨拶の中でその日の夜の天体ショーを見るようにお勧めしました。
▶自宅のベランダから19:37に撮影した皆既月食です。快晴の好条件で、じっくりと眺めることができました。次に日本で皆既月食が見られるのは3年後だそうです。
▶この日は、皆既月食中に天王星食もしっかり見ることができました。肉眼では見えませんでしたが、カメラのレンズを通して見ることができました。20:40の撮影です。
▶天王星が月に隠れて間もなく月が地球の影から現れ始めました。こうなると、月の明るさで近くの小さな星は全く見えません。カメラのレンズを通してわずかに確認できる程度でした。21:25の撮影です。
 皆既月食と惑星食が重なるのはとても珍しいことで442年振りだそうです。次回見られると予想されるのは322年後ということです。