2023年2月27日月曜日

東京グリーンシップアクションに参加

▶2月25日、松山緑地保全地域で行われた東京グリーンシップアクションに参加しました。落葉回収、落枝整理、除伐、植樹などの緑地保全活動の支援です。活動の合間には、上空を舞うオオタカ、落ち葉の下から出てくる虫が目当てのモズ、青いジャノヒゲの種子などを観察できました。
 

2023年2月26日日曜日

アセビの蕾ふくらむ

▶空堀川管理道沿いのアセビのつぼみが膨らんでいました。春の陽気に誘われて次々と花開きそうです。
▶このところせせらぎ公園には1羽のカワセミ嬢が住みついて、美しい姿を数メートルという間近で見ることができます。
▶数人の方がカメラやスマホを構えている目の前で、水面に飛び込んで捕らえた獲物を飲み込む様子を見せてくれました。
 

2023年2月25日土曜日

『谷口ジローと清瀬、歩く、描く』展ふたたび

▶清瀬市郷土博物館で開催されている企画展『谷口ジローと清瀬、歩く、描く』の2回目の受付ボランティアをしてきました。来場者の方が「いつも通勤で歩いている道なんです」と嬉しそうに話されていたのが印象的でした。皆さんも、谷口ジロー氏が描いた清瀬の町や自然の風景の中を歩いてみませんか。
▶お供にこんな本はいかがですか。電子書籍なのでスマホでお読みいただけます。
 

マンサクほころぶ

▶せせらぎ公園の歩道沿いにあるマンサクの花がほころんでいました。気温が上がると一気に開花しそうです。
▶藪の中でカサコソと枯れ葉が動く音が聞こえました。シロハラでも餌探しをしているのかと見守っていると、現れたのはガビチョウでした。
▶定かではありませんが、虫ではなく草の実のようなものをついばんで食べていました。
 

2023年2月24日金曜日

春の兆し

▶︎せせらぎ公園沿いを歩いていて出会った花々です。左上から時計回りに、ナズナ、ホトケノザ、ミチタネツケバナ、ノボロギクです。
▶︎木に残ったユズの実を食べに集まってきたのはヒヨドリです。
▶︎せせらぎ公園近くに佇んでいたコサギです。春の日差しを待ち侘びているようでした。
 

2023年2月23日木曜日

日没後の西の空

▶︎昨日西側の窓を閉めるときに、月と木星、金星がきれいに見えていました。時間を選べば月と惑星がもっと接近しているところを見られたはずです。今日も晴れていれば同様の天体ショーが見られそうです。
 

2023年2月22日水曜日

冬尺の保護色

▶コナラの樹皮の一部が北風にあおられて一部めくれたように見えました。真ん中の小さい穴が開いているところです。もしや冬尺ではないかとアップにして見ると…。
▶案の定、シロフフユエダシャクのオスがとまっていました。2~3月が最盛期の冬尺の一種で、3㎝ほどの小さな蛾です。少し離れると見失うほど樹皮の一部に溶け込んで、見事な保護色です。

 

2023年2月21日火曜日

ソシンロウバイの花とカワセミ

▶せせらぎ公園の宮下橋付近に植えられたソシンロウバイの花が盛りです。
▶カワセミが飛来して宮下橋のすぐ目の前の枝にとまりました。そこから水面にダイブ、近すぎて追い切れませんでした。
▶︎電子書籍を発行しました。スマホやタブレットでお読みいただけます。内容は拙著「四季を彩る生きものたち」に若干の修正を加えたものでほとんど変わりません。Amazonでご購入いただけます。

 

2023年2月20日月曜日

ツグミの餌探し

▶広々とした休耕地にいたツグミです。ツツツツ…と歩いては立ち止まって胸を張るツグミ得意の姿勢です。
▶地面をつついて何かを引っ張り出しました。細長い獲物は、どうやらミミズのようです。
▶獲物のミミズをゲットして満足げな表情。こうやってミミズや枯れ葉の中に潜むクモなどを探して食べています。
▶︎電子書籍を発行しました。スマホやタブレットでお読みいただけます。内容は拙著「四季を彩る生きものたち」に若干の修正を加えたものでほとんど変わりません。Amazonで購入していただけます。
 

2023年2月19日日曜日

クヌギカメムシ卵塊の異変

▶17日の早朝は最低気温が-3℃と低かったので、カシワバハグマに氷柱ができているかと思い中里B地区に行ってみました。寒の頃ほどではありませんが、うっすらと氷柱ができているのを確認できました。
▶クワの若枝にぶら下がっていたのは、クワゴの繭です。すでに羽化した後のもので、上部に成虫が脱出した穴が開いていました。
▶クヌギの樹皮のくぼみに産み付けられていたクヌギカメムシの卵塊を見てみると、上側のゼリー状物質がなくなりむき出しになった殻の卵が見えていました。何者の仕業でしょう?シジュウカラなどの野鳥が幹をつついている様子をよく見るので、野鳥の仕業かもしれません。
 

2023年2月18日土曜日

イヌシデとアカシデ

▶︎イヌシデの冬芽です。多数の芽鱗に包まれた水滴形の冬芽です。葉痕はほとんど目立ちません。枝には毛が密生しています。中里保全緑地C地区にて。
▶︎同じカバノキ科のアカシデの冬芽です。イヌシデと同じ水滴形で、大きいものが雄花の花芽です。小さいものが葉芽あるいは雌花と葉の混芽です。枝には毛がありません。金山緑地公園にて。
 

2023年2月17日金曜日

ハシブトガラスの食卓

▶︎松山緑地保全地域の梢にとまっていたイカルです。この場所で今シーズン2度目の出会いで、この時は単独でした。
▶︎ハシブトガラスの食卓と言っても、緑地内のちょっとした広場です。3人で話をしていたら数メートル目の前に飛来して、持ってきた獲物を食べ始めました。生椎茸のように見えました。「烏の濡れ羽色」が陽の光に輝いてきれいでした。
 

2023年2月16日木曜日

冬芽と葉痕

▶きのうは市内小学校1年生の「冬さがし」の授業支援に参加しました。7月、11月に続く3回目の自然授業です。子供たちはジャノヒゲの種子や葉裏の昆虫の痕跡などを次々と発見していきました。子供たちの観察眼が成長していることを実感し、とても嬉しく思いました。
▶︎クワの冬芽と葉痕です。可愛らしいですが、葉痕にある維管束痕は輪を描いて並び顔のようには見えません。
▶︎こちらはイイギリの冬芽(側芽)と葉痕です。イイギリの葉痕も顔の表情は乏しいです。側芽は小さめです。
 

2023年2月15日水曜日

アカマツとビンズイ

▶︎今年も松林でビンズイの群れを観察できました。清瀬にはこの鳥を観察できるアカマツ林がいくつか残っています。
▶︎近づくとすぐ上の枝に飛び移りました。ちょうどアカマツの赤い樹皮を背景に朝日を浴びています。ビンズイが冬を過ごせるようなアカマツ林をいつまでも残していきたいものです。
 

2023年2月14日火曜日

ヒイラギナンテンの花

▶東京グリーンシップアクションの打ち合わせで松山保全緑地へ出かけました。緑地内で咲いていたヒイラギナンテンです。
▶花が少ない冬の緑地に彩りを添えていました。中国原産で江戸時代に渡来したと考えられています。種子は鳥がよく運ぶようです。
 

2023年2月13日月曜日

コナラの木に向き合うハクセキレイ

▶︎ハクセキレイがしきりにコナラの幹を突いていました。キツツキではないけれど、樹皮にいる虫でも探して食べていたのでしょうか。金山緑地公園にて。
▶︎枯れ葉を運んできたシジュウカラが中をつついて虫を引っ張り出して食べていたようです。金山調節池にて。
▶︎帰途に立ち寄ったせせらぎ公園で知人と会いしゃべっていると、目の前3mほどのところにカワセミが飛来しました。あまり人を恐れない様子、こちらを見ることもなくせせらぎの水面を凝視していました。
 

2023年2月12日日曜日

雪景色の中で

▶昨日予定されていた自然・野鳥観察会は一昨日のうちに中止が決まりましたが、どんな様子か歩いてみました。うっすらと雪が積もっていましたが、歩くのに支障はありませんでした。
▶金山緑地公園には、小さな雪だるまがチョコンと佇んでいました。
▶金山調節池も歩道にはほとんど雪がなく普通に歩くことができました。
▶雪がまばらに積もった草地では、カシラダカやシジュウカラが雪解け水を飲んだり草の実を啄んだりしていました。
▶ムクドリが雪の上をさも冷たそうに歩く姿が滑稽で可愛らしくもありました。
 

2023年2月11日土曜日

松山緑地保全地域のイカル

▶1週間前の写真です。松山保全緑地の歩道を歩いていたとき、梢の方で数羽の鳥の姿が見えました。その中にいたのがイカルです。近くにはシメもいました。
▶アカマツの幹で忙しく動き回っていたエナガです。しきりに幹をつついているようでした。
▶遠すぎて何をしているのかは判然としませんでした。そのうち飛び去りました。
 

2023年2月10日金曜日

木の実を啄むアオジ

▶オギの枯れ草に茶褐色の鳥が飛来してとまりました。アオジです。ちょっと目を離すと背景に溶け込んで見失ってしまいそうです。
▶地面に降りて木の実を啄んでいると姿がよく見えます。近づいてもそれほど警戒しないので、じっくり観察できました。
 

2023年2月9日木曜日

金山調節池のアカハラ

▶柳瀬川沿いのセンダンの実をヒヨドリがつついていました。センダンの実はサポニンを多く含んでいるので苦くておいしくないはず。それでも食べ物が少なくなったこの時期は鳥たちも背に腹は代えられず、口にし始めるのです。
▶金山調節池の茂みにとまっていたアカハラです。もうずいぶん前にここに入っていると情報をもらっていましたが、やっと撮影できました。