2015年7月23日木曜日

ちいちいぼう

▲林の梢の方から「チー、ジー」というセミの鳴き声が盛んに聞こえるようになりました。
 ほかのセミよりも早く鳴き始めるニイニイゼミです。
 その鳴き声から、清瀬では昔から「ちいちいぼう」という名で親しまれてきました。

▲サクラの木が特に好みのようです。
 色や模様が木の肌によく似ていて、これも隠蔽擬態といえるでしょう。
 翅まで含めても最大4センチたらずの可愛らしいセミです。

▲脱皮殻は泥にまみれているのが特徴です。
 幼虫期間はおよそ3年とみられています。

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