▲見ごろを過ぎたボタンクサギの花ですが、チョウに提供する蜜はまだあるようです。
このチョウはクロアゲハですが、今から五十数年前に、後翅の赤い紋が異常に発達した個体が庭先を飛んでいたことを、その映像とともにくっきりと思い出すことができます。
そのとき訪れていたのは、オイランソウでした。
ボタンクサギの花はアゲハチョウの仲間が好んで訪れますが、もともとは中国原産の花です。
初めは九州で栽培されていたようですが、温暖化の影響なのか、この植物の持つ生命力の強さなのか、広く野生化しています。
▲このクロアゲハは、後翅の前縁に白い紋が見えるので、雄です。
常に羽ばたきながら蜜を吸っているので、上の写真もこの写真も、前翅がぶれて写っています。
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