▲林の木の根元にすり鉢状の巣穴が並んでいます。
御存知、蟻地獄です。
巣穴の真中の地中には、ウスバカゲロウの幼虫が潜んでいます。
すり鉢状の巣穴に通りかかったアリやダンゴムシが落ちると、ウスバカゲロウの幼虫は大顎で獲物をはさみ体液を吸うのです。
清瀬の方言では、ウスバカゲロウの幼虫のことを「あとしゃりいちこ」と言います。
幼虫が後退りすることから付いた名前だと思われます。
▲ウスバカゲロウの成虫は、今頃から出現し9月ごろまで見られます。
前翅長は4センチ前後で、林の中を飛ぶ姿がよく見られます。
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