2015年7月13日月曜日

羽化失敗

 きのう、サントリーホールで都響のプロムナードコンサートを聴きました。
 指揮は、スペイン出身のグスターボ・ヒメノ。
 最初は、ハンガリー出身の作曲家リゲティのルーマニア協奏曲。
 バルトークの管弦楽のための協奏曲を髣髴させる曲で、とても楽しい演奏が聴けました。
 次は、ご存知ロドリーゴのアランフェス協奏曲。
 ソロの女流ギタリスト、パク・キュヒもとても上手かったけれど、スペイン出身の指揮者ヒメノの面目躍如、素敵なオケ伴を聴かせてくれました。
 取りは、ベートーヴェンの第7です。テンポは速めだが雑にならず、溌剌として小気味好い演奏でした。

▲雑木林と歩道を区切るロープにとまったアブラゼミ幼虫の脱皮殻。
 なんだか、様子が変です。

▲上から見ると、翅が曲がった成虫がとまっていました。
 羽化するときになんらかのトラブルがあって、翅が伸びきらなかったようです。
 アブラゼミは、卵から成虫になるまで5~7年かかるといわれています。
 長い地中生活を終えて地上に出てきても、このように正常な羽化ができない個体もあるのです。

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