▲道路にたまった水を吸っているクロアゲハに出会いました。クロアゲハはアゲハチョウの仲間で、4月から9月ごろまで3回発生します。これは翅が大分傷んでいるので、2化目の個体かもしれません。
今から50年以上も昔の子供の頃に、庭のオイランソウの花に飛来したクロアゲハを思い出します。それは、ふつう後翅の縁に並んでいる赤い三日月形紋が異常に発達し、それも翅の縁ではなく中央部分に広がっていたのです。横山光夫氏の原色図鑑には「ベニモンクロアゲハ」という名が記されていました。その後、そんな異常型は見ていません。
吸水するチョウは多いですが、どれも雄のチョウなのです。性成熟を促進するために、ミネラルの摂取が必要だからと考えられています。
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