2016年9月15日木曜日

イチモンジセセリの吸い戻し行動

▲9月になって個体数を増してきたイチモンジセセリですが、この日は吸い戻し行動を観察できました。イボタの葉の上に白く見えるのは、鳥の糞が落ちた跡です。そこにイチモンジセセリが飛来し、既に乾いてしまった鳥の糞を自らのおしっこ(排泄物)を出して溶かし吸っているのです。鳥の糞の中に残る養分(一説に窒素分)を摂取しているのではないかと考えられています。セセリチョウの仲間でもっともよく見られますが、タテハチョウでも見られます。私は、かつてイチモンジチョウが同様の行動をしているところを観察しました。
 

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