2016年9月3日土曜日

翅が傷んだサトキマダラヒカゲ

▲後翅の下半分がちぎれてしまったサトキマダラヒカゲを、複数見つけました。

▲この部分には最も大きい眼状紋があり、そこを頭と見誤って鳥が攻撃するのです。敵に対抗する攻撃手段を持たないチョウのような昆虫は、こうして敵から逃れるという訳です。

▲サトキマダラヒカゲは4~6月と7~9月の年2化ですから、少しずつ姿を消していきます。この写真はわずかに浸み出したクヌギの樹液に群がっていますが、1匹だけ離れているのはヒカゲチョウです。こちらは、10月ごろまで生き残ります。

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