▲クヌギの葉の上を歩いているのは、ナナホシテントウ(テントウムシ科)です。テントウムシの仲間をつまんだりすると、からだから黄色い液体を出します。この液には臭みと苦味があり、鳥などの捕食者に対しては効果があります。赤い地に黒い点を配した目立つ模様は、捕食者に対する警告色になっているわけです。茎にとまって体が半分見えているのは、テントウムシではなく…
▲クロボシツツハムシ(ハムシ科)です。体つきはテントウムシのように丸くありませんが、模様はそっくりです。このハムシは黄色い液を出しませんが、テントウムシの模様に似せて捕食者に襲われにくくしていると考えられます。これを、ベイツ型擬態といいます。
▲これは、イタドリハムシ(ハムシ科)です。これもテントウムシに擬態している甲虫です。どちらも人が近づくと肢を縮めてポロリと落ちる擬死の行動をとることがあります。
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