▲ヒグラシが、幼虫の脱皮殻にぶら下がったまま、小さなアリに襲われてボロボロになっています。
アリがたくさんいる木の幹に登って、羽化しようとしたものでしょう。
小さなアリは、シリアゲアリの仲間のようです。
ヒグラシの幼虫の地中生活は何年なのか解明されていないようですが、いずれにしても数年の地中生活の後地上に出てきたものの、このように羽化の最中に天敵に襲われたりなんらかの事故に遭ったりして、成虫になれないセミも少なからずいるものと考えられます。
自然の厳しさを垣間見る思いです。
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