2016年8月13日土曜日

ホシゴイからゴイサギへ

▲金山調節池のヤナギの枝で休むのは、ゴイサギの幼鳥です。翅に白斑があるのでホシゴイとも呼ばれています。頭がだいぶ黒くなっているので、間もなく成長のゴイサギへと変身するのでしょう。ゴイサギの名前は五位鷺で、「醍醐天皇が池のほとりにいるこのサギを家来に捕えるように命じたところ、神妙に捕まったので五位を授けられた」という故事に由来しています。夜行性のサギなので昼間は木の枝などで眠り、暗くなると水辺で魚などを獲ります。神妙に捕まったというよりは、眠っていたのでしょうね。博物館に勤めていたころ夕方暗くなって帰ると、頭上をクワッと鳴きながら飛ぶ鳥がいたのですが、それがゴイサギだったのです。金太稲荷の辺りだったので、結構水辺からは離れていました。


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