草津にあるチャツボミゴケ公園を、初めて訪れました。
▲チャツボミゴケ(ツボミゴケ科)は、強酸性火山性水域に生育する苔類の一種です。岩をビロード状に蔽うように生育している様子は、なかなか壮観でした。
▲ここは、かつて群馬鉄山と呼ばれ、昭和41年まで鉄鉱石の露天掘りが行われていた所だそうです。周囲に見える岩肌や地面が赤茶色に染まっていて、鉄分の豊富なことを実感しました。
▲強酸性の鉱泉が湧出しているのを、すぐ足もとで見ることができます。
▲鉱泉の流れと緑色のチャツボミゴケの群生、ちょうど見ごろのレンゲツツジが、比類なき景観を見せてくれました。本当にいいところです。
▲公園内には、ほかにも湯滝など変化にとんだ光景も見られ、清々しい空気に満ちています。また、紅葉の頃にも訪ねてみたいと思います。
▲多くのキンモンガ(アゲハモドキガ科)が飛翔したり、翅を休めたりしていました。
▲周囲には、エゾハルゼミ(セミ科)の鳴き声が響いていました。これは雌で、体長は2.5センチほどです。
▲ギンイチモンジセセリ(セセリチョウ科)の春型も発生していました。地面近くを飛んだりオランダガラシの花で吸蜜したりする姿を観察しました。
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