▲8月24日に、小学校の先生方10人と湯の丸高原池の平湿原の自然観察に行ってきました。
途中小雨が降っていたのに、地蔵峠に近づくころには青空が見え始め、池の平の駐車場に着いた時には日も差してきて天候には恵まれました。
▲見晴歩道を歩くと、たくさんのベニヒカゲが出迎えてくれました。
マツムシソウもたくさん咲いていて、次から次へとベニヒカゲが訪れていました。
▲ジャノメチョウの仲間は地味な装いのものが多いのですが、ベニヒカゲは蛇の目紋を囲むオレンジ色の帯が印象的ですね。
ノアザミの花に、もぐるようにして吸蜜しています。
▲アキノキリンソウで吸蜜しているのは、雌のチョウです。
今が最盛期のベニヒカゲは、長野県・群馬県の天然記念物に指定されています。
▲1頭のチョウがハクサンフウロの花で吸蜜しているところに、もう1頭が飛来しました。
ベニヒカゲは高山蝶の一つに数えられており、本州では標高が1,500メートル以上の高地で見られます。
ここ池の平湿原を囲む見晴歩道は、標高が2,000メートル以上あります。