2015年5月16日土曜日

ハナウド昆虫たちを養う

▲セリ科のハナウドが花盛りです。
 明るい草原よりも、林の縁にあることが多いです。

▲小さな花が集まった複散形花序には、多くの昆虫たちが集まります。
 日差しが降り注ぐ場所に咲く花には、クロハナムグリやコアオハナムグリがいっぱい。

▲この日(5月14日)は、コミスジやツマグロヒョウモンも吸蜜に訪れました。
 飛んでいるのは、コアオハナムグリです。前翅はしっかり閉じて、後翅だけで飛んでいるのがわかります。

▲小散形花序の茎には、アカスジカメムシの姿も。
 目立つ模様は、悪臭があるぞという天敵に対する警告です。

▲ちょっと日陰の株には、キアゲハの若齢幼虫の姿がありました。
 頭と胸の境目辺りから臭角を出しているのは、私が近づきすぎたからでしょう。
 キアゲハにとって、ハナウドは重要な食草の一つです。

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