2016年5月8日日曜日

軽井沢植物園の野草たち

▲シラネアオイ(シラネアオイ科)は草丈30センチほどで、日本固有種です。和名は、日光白根山に多いこと、花がタチアオイに似ていることが由来です。

▲トガクシショウマ(メギ科)は、草丈40㎝前後で、本州中部以北の日本海側に分布しています。和名は、長野県の戸隠で採集されたこと、葉が升麻(サラシナショウマ)に似ていることが由来です。

▲ヤマブキソウ(ケシ科)は草丈が30センチほど、花の色がヤマブキに似ていることが和名の由来です。花弁は4枚です。

▲イカリソウ(メギ科)は、清瀬でもたくさん見られます。

▲フデリンドウ(リンドウ科)も、清瀬で見られます。花の色は、標高の高い軽井沢の方が濃いようです。

2016年5月6日金曜日

軽井沢植物園のクマガイソウ

▲5月4日に、軽井沢植物園に行ってきました。ちょうど、ラン科のクマガイソウの開花が始まったところでした。草丈は30センチほどで、袋状の唇弁が印象的です。和名は、一ノ谷の合戦で平敦盛を討ち取った熊谷直実に由来しています。唇弁を、流れ矢を防ぐための母衣に見立てたのでしょう。番傘を思わせる葉も、また印象的ですね。帰りに、アサマキスゲの苗をもらってきました。

2016年5月4日水曜日

外来種スイセンハナアブ

▲ジシバリ(キク科)の花を訪れた、スイセンハナアブ(ハナアブ科)です。本種はヨーロッパ原産の外来種で、数年前からよく見かけるようになりました。体長は13~14ミリというところ。幼虫は、スイセンの球根を食害します。

光が丘四季香公園のハナムグリ

 来週練馬区の小学校の先生方対象の自然観察研修会があるので、光が丘四季香公園に下見に行ってきました。よく手入れされた公園のなので心配していたのですが、結構いろいろな野草や樹木があり、楽しく研修が出来そうです。

▲ミズキの花が咲き、多くの昆虫たちが訪れていました。運よく一枝が垂れ下がるようになっているところに咲いている花があり、コアオハナムグリ(コガネムシ科)が来ていました。体長は1.5センチほど。春から秋まで見られる普通種ですが、特に春から初夏の頃に多くの個体が見られます。似た種がいますが、本種は背面に短い毛が密生しているので多種との区別は簡単です。

▲こちらは体長が5ミリ前後のヒラタハナムグリで、春から夏まで観察できます。ミズキなどの花のほか、朽木にも集まります。
 ハナムグリの仲間は、幼虫が背中に生える剛毛を利用して歩くことが知られています。

2016年5月3日火曜日

キアゲハの死

▲林の中の道を歩いていて見つけた、キアゲハの死骸です。近くのハナウドの花付近を飛翔する複数のキアゲハを見たことを思い出しました。数頭のクロヤマアリが集まっていたので、まもなく小さく分けられて巣に運び込まれることでしょう。こうして、生き物たちの死は無駄になることなく次へとつながっていくのです。

▲これは自宅のプランターに咲いたスミレの花です。かなり以前に、市内の野外から採取したものです。一時は庭全体に広がりましたが、現在は、日当たりの良い所にあるプランターの中で毎年咲いています。

2016年5月2日月曜日

郷土博物館の花と虫

▲4月に続いて、今週の土曜日にも郷土博物館自然コースで観察会があります。4月とはまた違った生き物たちの姿が見られます。
 これは、ホウチャクソウ(ユリ科)の花。花の形が、寺院などの軒の四方に吊るして飾る大型の風鈴(宝鐸あるいは風鐸)に似ていることが名前の由来です。

▲クワの葉にいたのは、シロジュウシホシテントウ(テントウムシ科)です。名前の通り、前翅に
14個の白紋があります。体長は5ミリ前後で、クワキジラミの幼虫などを食べます。

道東緑地の嫌われ者たち

▲萌芽更新後の若い木が育ちつつある道東緑地を訪ねました。
 足元から飛び立ったのは、オオウンモンクチバ(ヤガ科)。結構立派な個体でした。こんな色をした蛾の類は、多くは嫌われ者扱いですね。

▲足元が何やらガサゴソと音を立てています。目を凝らしてみると…

▲体長1メートル余りのアオダイショウ(ナミヘビ科)でした。こちらも、嫌われ者としては負けていませんね。生態系を形成する一員としては、なくてはならない存在ですが。