▲畑道に沿ったチャの木の上を数匹のキタテハが飛翔していました。ときどきチャの木の茂みの中に潜り込んでは、また出てきます。越冬場所を選別していたのかもしれませんね。
2016年10月31日月曜日
2016年10月30日日曜日
アカタテハ
▲チャの葉にとまり、翅を広げるアカタテハです。訪花しているときは撮影しやすいのですが、このように静止しているときは敏感で、近づくとすぐに飛翔してしまいます。今年は何度か見かけましたが、個体数はそれほど多くありません。
2016年10月29日土曜日
金山調節池のイナゴ
▲金山調節池のアシには、たくさんのイナゴが見られます。信州辺りに出向くと佃煮が売られていますが、なかなかおいしいものです。清瀬でも戦時中の食糧難の時などには、貴重なタンパク源になったという記録が残っています。
2016年10月28日金曜日
ハラヒシバッタ
▲背にくっきりと黒い紋のあるハラヒシバッタを見つけました。サングラスをかけた人の顔のようにも見えます。体長1センチほどの小さなバッタであまり目に留まりませんが、よく見ると体色が変化に富んでいておもしろい。
2016年10月27日木曜日
コセンダングサに集うチョウたち
▲多くのモンキチョウが、吸蜜に訪れていました。暖かさが続くと、12月まで見られることもあります。越冬態は蛹です。
▲ツマグロヒョウモンのオスです。幼虫越冬です。私が清瀬で初めて観察したのが2005年の9月、もう11年前のことです。今年も、9月以降は安定して発生しているようです。
2016年10月26日水曜日
トラマルハナバチ
▲コセンダングサで吸蜜する、トラマルハナバチです。長い口吻を花に挿し込んでいる様子が見えます。トラマルハナバチの活動は、もう終盤です。春から営巣が始まった巣は女王の老衰によって終わり、新しく生まれた女王だけが越冬するのです。
2016年10月25日火曜日
シロヘリクチブトカメムシ
▲シロヘリクチブトカメムシの幼虫が、小さなイモムシをとらえ文字通り太い口を差し込んでいます。近年関東地方まで分布を広げた南方種で、ダイズやサツマイモなどの作物の害虫駆除に用いられているといいます。
▲私が清瀬で初めて観察したのは、一昨年の9月でした。そのときに撮影した、成虫の写真です。
2016年10月24日月曜日
秋の花畑のチョウたち
▲ウラナミシジミがセンニチコウの花で吸蜜していました。ときおり他の個体と戯れるように飛び交い、秋の日差しを楽しんでいるかのようでした。
▲キク科の黄色い花には、多くのヒメアカタテハが訪花し吸蜜していました。清瀬ではゴボウ畑や草地のヨモギで発生しており、個体数の多いチョウです。
2016年10月23日日曜日
カラスウリとヨウシュヤマゴボウの名前
▲夏の夜白いレース編みのような花を咲かせたカラスウリが、オレンジ色の実をつけています。名前のカラスというのは、カラスノエンドウとスズメノエンドウの関係と同じで、大きさを表しています。同じウリ科でスズメウリがあり、直径1センチほどの実をつけます。それに比べて大きいので、カラスウリという訳です。
▲ヨウシュヤマゴボウは、ヤマゴボウ科の多年草で北米が原産地です。明治初期に移入したらしく、それで名前に洋種と入ったという訳です。
2016年10月22日土曜日
2016年10月21日金曜日
2016年10月20日木曜日
2016年10月19日水曜日
キボシカミキリ
▲近所のイチジクの木にとまっていた、キボシカミキリです。体長は2~3㌢の中型のカミキリムシで、イチジクの他クワの木でもよく見られます。中国から観葉植物と共に移入し、東京で確認されたのは昭和初期ということです。
2016年10月18日火曜日
ミゾソバの花
▲せせらぎ公園や金山調節池は、ミゾソバの花盛りです。タデ科の一年草で、水辺に群生します。ピンクの花弁のように見えるのはガクで、チョウやアブなどが吸蜜に訪れていました。
▲イヌタデも近い仲間です。イヌタデは、タデなのに辛味がなく役に立たないということで、犬という名が冠されました。「犬」は決して役に立たなくはないと思うのですが…
2016年10月17日月曜日
ショウリョウバッタモドキは隠れ名人
▲市内の小学校から1年生向けに「秋の花と虫」の話をするように依頼されたので、教材集めに金山公園に出向きました。草地に踏み込むと、そこかしこからショウリョウバッタモドキが飛び出しました。そして、すぐに草むらに姿を隠してしまいます。
▲この個体は珍しく葉の上でじっとしていました。そこでシャッターを押しましたが、風が強くてちょっとブレています。更に近づくと、スルリと反対側に回り込んで隠れました。
2016年10月16日日曜日
モンシロチョウとスジグロシロチョウ
▲コセンダングサで吸蜜するモンシロチョウの雌です。明るい草地では、モンシロチョウやモンキチョウがさかんに訪花しているのが見られます。昨年は12月まで見られたモンシロチョウですが、今年は何月まで見られるでしょうか。
▲この日は珍しく、スジグロシロチョウも明るい草地のコセンダングサで吸蜜していました。場所は、どちらも金山調節池の草地です。
2016年10月15日土曜日
キタテハの秋型
▲秋の日差しを浴びて翅を広げるキタテハの秋型です。
▲コセンダングサの花で吸蜜する個体です。秋型は9~11月ごろに羽化します。キチョウと同じく短日条件や気温の刺激によって出現しますが、キタテハではホルモンの関与によって夏型と秋型が決定することが明らかにされています。
2016年10月14日金曜日
2016年10月13日木曜日
2016年10月12日水曜日
2016年10月11日火曜日
2016年10月10日月曜日
ムラサキシジミ
▲早春から晩秋まで見られるシジミチョウですが、目にする機会が多いのは秋です。ヤブカラシの葉の上で翅を休めている個体を見つけました。はじめ翅を閉じていたので、少し待っていると…
▲徐々に翅を開きました。ムラサキシジミの色は、紫というよりは青味が強い感じです。
2016年10月9日日曜日
直立姿勢のミヤマアカネ
▲石の上で翅を休めるミヤマアカネです。発生は6~11月ですが、やはりこの季節に一番よく見かけます。からだ全体に赤みが増して、すっかり成熟した個体です。
▲この日(10/7)は爽やかな秋晴れでしたが、日差しが強かったせいか、体温が上昇しすぎないように直立に近い姿勢をとっていました。
2016年10月8日土曜日
山頂のウラナミシジミ
▲10/4北八ヶ岳の北横岳に登ってきました。標高は、2480㍍。なんと、ここでウラナミシジミと出会いました。山頂で休憩している私の足元に飛来してとまりました。カメラを構えようとしましたが、すぐに強い風に吹き飛ばされてしまいました。上昇気流に吹き上げられたのかもしれませんが、思わぬところでの出会いに驚きました。
▲これは、9/25に清瀬で撮影した個体です。
2016年10月7日金曜日
頭の丸いバッタ
▲頭の丸いバッタの代表格は、トノサマバッタでしょう。体も大きいし個体数も多く、目立ちます。しかし逃げ足も速く、近づくとパッと飛び立ちかなり遠くまで飛んで行ってしまいます。
▲こちらは、トノサマバッタに比べるとかなり小さい、その名もヒナバッタです。あまり遠くへは飛べませんが、近づくと跳ねて逃げ、草の間に隠れます。
頭の丸いバッタは、ショウリョウバッタなどの頭の尖ったバッタと比べると、体つきがかなりがっちりしています。イネ科植物だけでなく死んだバッタなどの動物質も食べるという、食性も関係があるのかもしれません。
2016年10月6日木曜日
頭が尖ったバッタ
▲頭が尖ったバッタの代表格は、ショウリョウバッタです。これは雌で、体長は8センチ以上あります。倒れたイネ科の細長い葉にとけ込んで、姿を目立たなくしています。鳥などの天敵に対して効果がありそうですね。
▲こちらはオンブバッタのペアです。緑色型の雄と褐色型の雌が、交尾していました。ショウリョウバッタはイネ科植物を食べますが、オンブバッタはクズやシソなどの葉を食べます。似た姿をしているのに、食性はまるで違います。
2016年10月5日水曜日
ウラギンシジミ
▲久し振りの日の光を受けて、翅を広げるウラギンシジミの雄です。敏捷に飛びますが、よくとまってもくれるので、写真は撮りやすいチョウです。今では普通に見られますが、私が子供の頃(今から50年余り前)にはほとんど見かけませんでした。
2016年10月4日火曜日
花粉まみれのカメムシ
▲コセンダングサの花を訪れていたのは、2匹のヒメジュウジナガカメムシ(マダラナガカメムシ科)です。このカメムシはガガイモで見られるのですが、コセンダングサの花もお気に入りのようで、ほかにもたくさん見られました。体じゅうが黄色い花粉にまみれており、しっかり受粉の役に立っているようです。
2016年10月3日月曜日
キチョウ秋型
▲コセンダングサの蜜を吸うキチョウです。写真ではわかりませんが、飛来した時の羽の模様は秋型でした。秋型は、1日の明るい時間が短い短日の条件で出現します。 気温が低いことも、秋型の割合を増加させるようです。ところが、雄は短日や低温に対する反応が弱いらしく、秋の初めは雌の方が多いといわれています。この個体は、雌である確率が高いと言えそうです。秋型の雌は夏型の雄と交尾し、越冬後は交尾しなくても受精卵を産卵できるのです。
2016年10月2日日曜日
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