2016年4月28日木曜日

草むらのチョウとクビキリギス

▲空堀川沿いの小さな草むらは、ヒメウラナミジャノメの最盛期の様相です。
 本種は全国各地に普通で、清瀬にも多く産します。年3回の発生ですが、個体数は春が一番多いような気がします。食草は、各種のイネ科やカヤツリグサ科植物です。地面近くをポンポンと跳ねるように飛び回って、ハルジオンやオランダガラシなどで吸蜜しています。

▲この草むらを歩いていたら、足元から緑色の虫が跳び出てきました。クビキリギスの雌です。成虫で越冬したキリギリスの仲間で春に産卵し、新成虫は秋に出現します。何やら物騒な名前がついていますが、顎の力が強く、ものに噛みついている本種を無理に引きはがそうとしたら首がとれてしまったとか・・・

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