▶雑木林の縁に生えるヌルデの小木です。ウルシの仲間ですが、かぶれることはほとんどないので近づいて観察してみましょう。
▶ひれのような翼のある葉軸にたくさんの黒っぽいアブラムシがついています。クロヤマアリが集まってきてアブラムシから甘露をもらっています。
▶葉柄にはなにやらゴミのような塊が動いています。これはクサカゲロウの幼虫で、アブラムシを食べていたのです。ゴミのようなものは植物の繊維屑や昆虫の死骸片などを鉤状の毛に引っかけているのです。アブラムシを守ろうとするアリの攻撃から身を守るためと考えられています。
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