▶飼育していたテングチョウの終齢幼虫が蛹化したのが6月20日でした。しかし蛹が台座への固定に失敗し落下したので、私が指でつまみ上げ台座に固定しました。
▶6月26日の夜、蛹が黒くなっていたので翌日の早朝から羽化の瞬間を待ちました。左上から時計回りに、27日朝の6時前の段階では全体が黒っぽくて丸みを帯びています。7時すぎに、下の方から徐々に外皮の密着度が弱まり白っぽくなっていきます。腹部も伸びています。さらに40分後、全体が白っぽくなり羽化直前を思わせます。8時前に外皮に切れ目が入り羽化が始まりました。
▶同じく左上から時計回りに羽化の様子を見ていくと、外皮に切れ目が入ってから成虫の体が出てくるまではおよそ1分ほどで、あっという間です。
▶翅伸ばしに入る前は、体の向きを左右に振る感じで足場のよい位置を決めます。体を固定してから、翅が徐々に伸び始め左上から時計回りに左下までおよそ2分ほどでした。
▶さらに3分ほどで翅がすっかり伸びきりました。この時点で8時3分。このままじっとした状態が続き、10時ちょうどに羽ばたいて旅立ちました。
0 件のコメント:
コメントを投稿