ノガリヤス

▶御殿山緑地のけやき通り側の入口付近で、イネ科の多年草ノガリヤスが穂を出して秋風になびかせています。ノガリヤスの名は昔染料として用いたカリヤスに似て野に生える意で、カリヤス(刈安)とは滋賀県の地名が由来だそうです。

▶緑地の縁ではツユクサがまとまって咲いていて青い花弁が目を引きます。この時期林内では多くのヒカゲチョウが飛んでいて、1頭がここで翅を休めていました。

▶クヌギの幹に下向きにとまっていたハガタクチバという蛾です。翅の白い斑紋がはっきりしていますが、色彩や斑紋には変異が多いということです。