2020年6月7日日曜日

糞で身を隠すハムシの幼虫

▶3~4㍉の黒い雫のようなものが、クコの葉裏に点々とついています。雫のすぐそばには、葉に穴が開いています。実はトホソクビボソハムシの幼虫が自分の排せつ物で体を覆い、糞に擬態しているのです。穴は、幼虫が葉を食べた痕です。糞を食べようとする天敵が少ないことに目をつけた、見事なカムフラージュと言えるでしょう。

▶トホシクビボソハムシの成虫が近くで交尾していました。体長は5㍉ほどです。

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