遅ればせながら、8月18日の昆虫観察会の報告です。
この日は暑さもおさまって、40人ほどの参加がありました。
観察できた昆虫も50種類以上で、まずまずの成果です。
その中から、写真に収めた数種類を紹介します。
▲子供たちが大勢参加してくれたので、よかったです。
▲シオカラトンボが多く見られる季節です。しかし、それ以上に多く飛んでいたのは、精霊蜻蛉の異名をとるウスバキトンボでした。ウスバキの方は休まず飛んでいたので、写真には撮れませんでした。
▲ミンミンゼミの鳴き声も、猛暑がおさまってホッとしたかのように元気に響いていました。この個体は、黒い斑点模様が薄いですね。
▲金山緑地公園の小川の流れに沿って飛ぶオニヤンマも観察できました。
▲コナラの樹液を訪れていたのは、チャイロスズメバチです。全身赤茶色のスズメバチで、清瀬では初めての観察です。キイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取って生きています。
▲金山調節池のオギの葉にいたのは、アメリカジガバチです。これも初めての観察。北アメリカ原産で、西日本を中心に見られるアナバチの仲間ですが、東日本にも勢力を拡大してきたようです。
▲マメハンミョウは金山調節池の草地で観察できました。目立つ模様は、カンタリジンという毒を持っていることを天敵に対してアピールする警戒色です。
▲一番たくさん見られた小さなバッタは、ヒナバッタです。
▲クルマバッタモドキの交尾も観察できました。小さい方がオスです。
▲ツチイナゴの成虫がたくさん出ていました。トノサマバッタと同じぐらいの大きさの美しいバッタです。目の下に続く緑色の涙模様が目印です。
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