2024年7月2日火曜日

オオムラサキ観察会に参加

▶︎日の出町にある谷戸沢処分場で行われたオオムラサキ観察会に参加しました。この地は多摩地域26市町村から出されたごみの最終処分場です。すでに埋立は終了しており、現在は維持管理を継続しながら自然回復を図っています。
▶︎奥に見えるケージは、敷地内の森林エリアから採集したオオムラサキの幼虫を育て羽化させるための育成ケージです。この中で観察しました。
▶︎私が参加したのは午後の回だったのですが、午前の回では曇り空で光量不足のため、ほとんどのチョウがケージの天井部分に集まっていたそうです。
▶︎午後は天候が回復して光量が増し、ケージの中を飛び回るオオムラサキを観察できました。写真はエノキの枝先にとまりテリトリーを張っているオスのチョウです。
▶︎こちらははねに青紫色の部分がないメスのチョウです。
▶︎葉上にとまっているメスのところにオスのチョウが飛来して求愛しているところも観察できました。この日の観察会は3回行われ各回60名の定員におよそ10倍の申込みがあったそうで、当選して参加できたことはとても幸運でした。
 

3 件のコメント:

  1. たじまかつみ2024年7月2日 15:06

    蝶はまったく詳しくないのだけれど、ヒメアカタテハは大西洋を4,200kmも移動するらしい。驚く。

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  2. 谷戸沢処分場のオオムラサキ観察会ですが過去に高校時代の友人と行った事があります。

    現在、東京でオオムラサキが生き残っている場所があるのはとても嬉しいです😆🎵🎵

    オオムラサキは瑞穂町・武蔵村山市の野山北・六道山公園、青梅市の青梅丘陵ハイキングコース・霞丘陵自然公園、八王子市の高尾山、あきる野市の小峰公園・横沢入保全地域、町田市の小山田緑地、奥多摩町の奥多摩湖畔公園山のふるさと村、日の出町のひので野鳥の森自然公園等様々な場所で見た事があります。

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  3. まだまだ東京都下で見られるところは結構あるのですね。清瀬でも60年ほど前までは雑木林の中で勇姿を見ることができました。

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