▶︎日の出町にある谷戸沢処分場で行われたオオムラサキ観察会に参加しました。この地は多摩地域26市町村から出されたごみの最終処分場です。すでに埋立は終了しており、現在は維持管理を継続しながら自然回復を図っています。
▶︎奥に見えるケージは、敷地内の森林エリアから採集したオオムラサキの幼虫を育て羽化させるための育成ケージです。この中で観察しました。
▶︎私が参加したのは午後の回だったのですが、午前の回では曇り空で光量不足のため、ほとんどのチョウがケージの天井部分に集まっていたそうです。
▶︎午後は天候が回復して光量が増し、ケージの中を飛び回るオオムラサキを観察できました。写真はエノキの枝先にとまりテリトリーを張っているオスのチョウです。
▶︎こちらははねに青紫色の部分がないメスのチョウです。
▶︎葉上にとまっているメスのところにオスのチョウが飛来して求愛しているところも観察できました。この日の観察会は3回行われ各回60名の定員におよそ10倍の申込みがあったそうで、当選して参加できたことはとても幸運でした。