2022年5月31日火曜日

市内一斉清掃の日

▶5/29市内一斉清掃の一環として御殿山保全緑地で遊歩道に落ちた落枝集めを行いました。2時間ほどの作業で結構な量の落枝が集まりました。
▶作業に参加した一人の背中にとまっていたシャチホコガです。存在感のある蛾ですが怖くはありません。
▶真っ白なキアシドクガが飛び立ち前のウォーミングアップの羽ばたきです。毒蛾の仲間ですが、毒はありません。この後飛び立ちました。
 

2022年5月30日月曜日

北軽井沢にて

▶北軽井沢では山肌を部分的に藤色に染めて咲くフジの花がとてもきれいでした。
▶レンゲツツジがちょうど咲き始めたところで、名の由来である蓮華状の蕾も見られました。
▶足元にはかれんなユキザサの花が咲いていました。
▶木々の周辺を忙しく飛び回っていたのはヤマキマダラヒカゲです。清瀬で見られるのは、よく似たサトキマダラヒカゲです。
▶カラマツの梢ではホオジロが繰り返しさえずっていました。
 

2022年5月29日日曜日

軽井沢植物園

▶ちょっと足を伸ばして軽井沢植物園に行ってきました。サクラソウが見頃でした。
▶池のほとりでは背の高いクリンソウが華やかに咲き競っていました。
▶クマガイソウの花は終盤でしたが、まだきれいな状態の花も見られました。
▶園内にはウスバシロチョウがたくさん飛んでいましたが、花ではなく地面に降りて吸水していました。
▶目の前10mほどの枝にキビタキが飛来しました。背を向けてとまったのですが、カメラを構えると振り向いてくれました。
 

2022年5月28日土曜日

ツチイナゴ

▶萌芽更新後の中里1丁目緑地の草地を歩いていると、ツチイナゴの成虫が跳び出しました。昨年から生き続けている個体と思われます。
▶全身が剛毛で覆われたヨコジマオオハリバエです。チョウやガの幼虫に寄生するヤドリバエの仲間です。
▶ハルジオンの花を訪れていたマドガです。昼行性で花を訪れている姿をよく見るかわいらしい蛾です。
 

2022年5月27日金曜日

モンキチョウの求愛飛翔

▶金山緑地公園の流れのほとりに咲くナワシロイチゴの花にバラハキリバチが訪れていました。体長1㎝ほどのかわいらしいハナバチです。
▶よく見ると背中に花粉塊がくっついています。この時季に咲いているランの花があるのでしょうか。
▶足元の草むらにモンキチョウの白いメスがとまっていました。そのモンキチョウが飛び立ったところに…。
▶雄のモンキチョウが飛来して求愛飛翔が始まりました。白い翅のモンキチョウもなかなか美しいものです。
▶オスの後を追いかけるように飛ぶメスのモンキチョウ、この求愛飛翔はうまくいきそうです。
 

2022年5月26日木曜日

ヨツモンカメノコハムシ発見

▶10日あまり前にウマノスズクサに産みつけられたジャコウアゲハの卵は孵化して、小さな幼虫になっていました。葉に食痕が見えます。
▶せせらぎ公園に生えるショウブに花がついていました。先日の観察会で「これはショウブの花」と説明すると驚かれ、花菖蒲と混同している方が多いようです。
▶足元のコヒルガオの葉上に見慣れない昆虫を見つけました。体長は8㎜ほどでジンガサハムシに似ていますが、体形が違います。調べるとヨツモンカメノコハムシであることが判明しました。保育社の甲虫図鑑には「沖縄本島以南に生息」とありました。その後北上し、本州で初確認されたのは静岡県で2008年とのことでした。東京や神奈川でもすでに見つかっているそうです。
 

2022年5月25日水曜日

チョウの攻防戦

▶雑木林では第1化のサトキマダラヒカゲが姿を見せるようになりました。訪花はせず、もっぱら樹液に集まります。
▶アカボシゴマダラの春型も同じ場所の樹液を吸いに訪れていました。アカボシゴマダラの方はかなりの数が飛び回っています。
▶仲良く吸っているのかと思っていると、アカボシゴマダラが翅を開いてサトキマダラヒカゲを威嚇し始めました。チョウ同士でもよりよい場所を独占しようと攻防戦が繰り広げられるのです。
 

2022年5月24日火曜日

きよせカレッジ「初夏を彩る生きものたち」第3回観察会

▶10時からおよそ1時間半、金山緑地公園と金山調節池の動植物を観察しました。参加者の方が茂みの中の4羽のカワセミに気がつきました。1羽が親鳥で3羽は巣立った若鳥のようです。
▶金山調節池の遊歩道の縁石に飛来したゴマダラチョウです。アカボシゴマダラの数が多い中で、久し振りの出会いです。
▶しかし翅はボロボロで過酷な状況を生き抜いてきたようです。左後翅はちぎれ右後翅はすっかり無くなっています。それでも何とか飛ぶ姿にたくましさを感じました。
 

ムシヒキアブの狩り

▶ハルジオンの花で蜜を吸うベニシジミです。草地でよく見かけるシジミチョウのひとつです。
▶1頭のベニシジミがムシヒキアブにつかまってしまいました。サキグロムシヒキでしょうか。口吻をベニシジミの体に刺し込み体液を吸っています。
▶アカツメクサに飛来したのはオオイシアブです。餌食になっているのは小さなコメツキムシです。
 

2022年5月23日月曜日

金山調節池のコムラサキ

▶金山調節池の岸辺近くでメダカの小さな群れを見つけました。繁殖の季節でもあり元気に泳ぎ回っていました。
▶水面から目を上げると、池の水を吸うコムラサキに気付きました。第1化の羽化が始まっているようです。
▶吸水しているのでオスだと思うのですが、翅を開いても紫色の輝きが見えません。
▶チョウの方で少し向きを変えてくれたので、紫色に輝く翅を確認できました。
 

2022年5月22日日曜日

オオミズアオ

▶中里保全緑地でオオミズアオに出会いました。羽化したばかりのようで、翅がまだ柔らかい状態でした。
▶ちょっと刺激してみると翅を開いてくれました。立派な櫛状の触角を持つオスの個体です。
▶道路上にいたサナエトンボです。これも羽化したてのようでフラフラと飛来したので、車にひかれないように移そうとしたら飛び立ち崖にとまりました。
▶同じ個体を横から写したものです。オナガサナエのメスでしょうか?
 

2022年5月21日土曜日

ナナホシテントウの羽化

▶来週の観察会の下見に金山地区に足を運びました。調節池の土手は一面のクスダマツメクサに覆われていました。
▶ヨーロッパ原産の一年草で、太平洋戦争中に侵入が確認されたそうです。花がかわいらしく、花材やクラフトに利用されます。
▶ヤナギの幹のまわりを飛んでいたアカボシゴマダラがとまりました。樹液を吸っている様子です。
▶回り込んで見ると案の定コクワガタが穴にもぐって樹液をなめていました。
▶足元の草むらに黄色いものがあるのに気がつきました。目をこらしてみると、ナナホシテントウが羽化していました。黒っぽいのが脱いだ蛹の殻です。
▶羽化したばかりの翅鞘は黄色いですが、徐々にオレンジ色に変わります。七つの黒い星もうっすらと見えています。
 

2022年5月20日金曜日

アシナガバチの肉団子作り

▶企業の社会貢献活動として行われるグリーンシップアクションの候補地選びに同行し、松山保全緑地を歩きました。
▶花は少ないのですが、カジイチゴやクサイチゴなどが実りの時季を迎えていました。カジイチゴは甘酸っぱく、クサイチゴは爽やかな甘さで、どちらもおいしく食べられます。
▶エゴノキの葉に飛来したキアシナガバチが何かくわえています。どうやらイモムシのようです。
▶イモムシを大あごでかみ砕き肉団子にしています。これは自分で食べるためではなく、幼虫に与えるために作っています。今の時期だと、女王蜂だと思われます。