2021年11月27日土曜日

クロスジフユエダシャク

▶きのう御殿山保全緑地でナラ枯れ伐採木確認に立ち会いました。緑地は清瀬の自然を守る会による保全活動で落ち枝が取り除かれ、とてもきれいになっていました。
▶晩秋の日の光が差し込む林の中で、数多くの小さな蛾が飛び交っていました。翅を休めた蛾を見るとクロスジフユエダシャクのオスでした。
▶1頭のオスが数十㎝四方の狭い範囲の低空を、落ち着きなく急かされるように行きつ戻りつ飛んでいるのに気付きました。下草にとまったので近づいて見ると、交尾が成立していました。
▶左側の黒っぽい体のメスの翅は短く退化しています。オスはメスの放出する性フェロモンを感知して交尾に至ったのですが、メスの性フェロモンが及ぶのはそんなに広範囲ではなさそうです。
 

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