▶ツリフネソウの花畑の上を数匹のトラマルハナバチが飛び交い、代わる代わる花を訪れていました。2枚の花びらが前の方に出ていて、トラマルハナバチの足場になります。よく見ると、花びらには、ハナバチたちがとまって傷つけた痕跡が残っています。▶トラマルハナバチが、奥のカールした距にある蜜を求めて潜り込みました。太い筒状になっているのは萼で、直径1㎝以上あります。ここを出入りするとき、ハナバチの背中は筒内の上部にある雄しべと雌しべに必ず接触し、送粉者としての役目をすることになるのです。
▶人の手による環境保全活動と、マルハナバチによる送粉によって、1年草のツリフネソウが、毎年のように美しい花を咲かせることができるのです。▶ツリフネソウの葉には、ベニスズメの亜終齢幼虫がとまっていました。脱皮すると終齢幼虫になります。
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