2018年6月20日水曜日

6月の生きものたち

ブログ更新をすっかりご無沙汰してしまいました。楽しみにお待ちいただいた皆様には、申し訳ありません。何かと忙しく、余裕がありませんでした。お許しください。

▲6月6日 中里緑地保全地域に咲いたイチヤクソウです。

▲傷薬などの民間薬として用いられました。

▲せせらぎ公園に咲いていたホタルブクロです。蛍を入れて遊んだのか、火垂る(提灯)に似ているからなのか…

▲ここでは、白花の方が少ないようです。

▲中里C地区では、ムラサキシキブの花が見事に咲いていました。

▲一つ一つの小さな花を拡大して見ると、新たな魅力を発見できます。

▲ムラサキシキブといえば、イチモンジカメノコハムシの食草です。これは成虫。

▲こちらは、幼虫。自らの脱皮殻を尾端にくっつけています。天敵の目をくらますためといわれますが、どのぐらい効果があるのでしょう…

▲葉の上で休むアカシジミです。「そよ風の精」ゼフィルスのひとつです。派手な色なのですが、目にする機会は少ないチョウです。

▲キマダラセセリは、6月に目にすることの多いセセリチョウです。

▲地味なセセリチョウの中では、橙色が鮮やかで目立ちます。

▲ニワトコの赤い実。花が少ないこの時季、林の中に美しい色を添えています。

▲林床に咲くアキノタムラソウ。秋といっても、今頃から咲いています。ジャコウアゲハの貴重な吸蜜植物になっています。

▲せせらぎ公園沿いにあるオオバネムノキの花。ネムノキの花に似ていますが、色はクリーム色です。

▲オオバネムノキより少し遅れて咲くネムノキの花。これは、柳瀬川の右岸に咲いたもの。

▲昼間飛ぶ蛾の一つ、カノコガです。ササの葉裏で交尾しています。

▲6月12日には、柳瀬川右岸のノジトラノオの保護地の管理作業に参加しました。

▲形のよい花が、すでに咲き始めていました。

▲草を刈っていると、ヤブキリが飛び出しました。キリギリスの仲間です。
 
▲よく見ると、あちらこちらにたくさんいました。このような昆虫が多くみられるのも、管理作業の賜物です。

▲小さなキリギリスという意味の、ヒメギスもたくさんいました。こちらはまだ幼虫です。

▲柳瀬川には、鮎釣りをする人々の姿が多い。

▲葉上で休むルリシジミです。ヤマトシジミに似ていますが、少し大きめでやや高いところを飛びます。

▲帰りに寄った調節池にて、ヤナギの樹液を訪れるナミヒカゲとシロテンハナムグリです。

▲コクワガタも樹液を訪れていました。結構立派なオスです。

▲こちらは木の穴にもぐりこむようにして樹液をなめるメスです。すぐ近くにいました。

▲ヤナギのは上にいたのは、ゴマダラカミキリ。柑橘類の害虫ですが、姿はとてもきれい。

▲ヒメジョオンの花で吸蜜していたのは、キタテハです。羽が傷んでいる夏型です。

▲金山緑地公園の木道の上では、シオヤアブが交尾していました。左側のオスの尾端にある白い毛の束が塩を連想させたのでしょうか。

▲梅坂のおばけ山側に咲いていたノカンゾウです。葉が萱(かや)に似ていることから、萱草(かんぞう)という名がついたようです。















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