2024年8月31日土曜日

造化の妙

▶1週間前に金山緑地公園で行われた昆虫観察会で出会ったオスグロトモエのメスです。はねのデザインに思わず見とれてしまいます。
▶エノキの幹でセミのようにとまっていたクロメンガタスズメです。胸部背面にはドクロの面形の模様が浮き出ています。どちらにも造化の妙を感じます。
 

2024年8月30日金曜日

オオスズメバチの狩り

▶樹液を訪れるオオスズメバチの数が増えてきました。巣が大きくなり働きバチが増えてきたのでしょう。地面を転げ回る1頭のスズメバチが目にとまりました。
▶カナブンを捕まえて肉団子を作ろうとしています。巣で育つ幼虫のための食料にするのですが、こんな外皮が硬いカナブンを襲っているところを見ると、スズメバチの食糧事情もかなり厳しいようです。
 

2024年8月29日木曜日

君 光る?

▶金山緑地公園や調節池はヤナギ類が多く自生し、幼虫がヤナギの葉を食べて育つコムラサキが毎日のように見られます。はねを開いてもすぐにはオスかメスか分かりません。
▶少し移動して見ると光の当たり具合で光り輝く紫色が見えオスのチョウであることが分かりました。
 

2024年8月28日水曜日

シシウドの花

▶高原でよく見かけるシシウドの花が中里保全緑地内で咲いています。昔から清瀬に自生していたようですが、大部少なくなりました。ウドに似ているがイノシシの食用にしかならないという意味の名前だとか。
▶清瀬橋親水公園ではアキノノゲシの花が咲き始めていました。茎にはオオカマキリがじっと獲物を待っていました。
 

2024年8月27日火曜日

すきまがすき

▶枯れた切り株のすき間に潜んでいたエンマコオロギのメス。そばの草地からはオスのコロコロリーという美しいラブコールが聞こえていました。
▶金山緑地公園の石のオブジェのすき間にいたのはヤモリです。下向きにとまっているのが分かりますか?夜行性のヤモリは昼間はこんな隠れ家に潜み、夜になると食事に出かけるのです。
 

2024年8月26日月曜日

キツネノマゴとチョウ

 今朝の中里緑地から吹き抜ける風に心地よい涼しさを感じました。昼間の暑さも峠を越えたように思います。
▶金山緑地公園の草地、足元に咲くピンクの小さい花キツネノマゴが群落を作っています。草丈はせいぜい30㎝というところですが、けっこう様々な昆虫が訪れます。ヤマトシジミが一番の常連、ほかにもキタキチョウなど・・・
▶開張わずか1㎝ほどのマドガが訪れていました。小さいがキビキビとした動きをするかわいらしい蛾です。
 

2024年8月25日日曜日

夏休み昆虫観察会に参加

▶昨日金山緑地公園で開催された夏休み昆虫観察会に参加しました。子供と大人合わせて27人が参加して1時間半ほど採集をしたり観察をしたりしました。最後に採集した昆虫を見ながら名前合わせをすると、全部で53種類もの昆虫を観察できたことが分かりました。
 

2024年8月24日土曜日

シオカラトンボの打水産卵

▶きょうは9時から金山緑地公園で昆虫観察会が予定されています。同じ時間帯で下見に歩いてみました。
▶シオカラトンボのメスが何度も腹端を水面に打ちつけて産卵していました。途中オスが飛来して交尾しましたが、すぐに離れてまた産卵行動を続けていました。
▶ヨシの茎にとまっていたギンヤンマのオスです。羽化したばかりというわけではなく、酷暑の中をしばらくパトロールした後にここでクールダウンしているといった案配でした。
 

2024年8月23日金曜日

小学生と夏の昆虫探し

▶小学2年生と中里1丁目緑地で夏の昆虫探しをしました。すでに暑さが厳しかったので30分ほどの短い間です。目の前を俊敏に飛び回った後葉上にとまったアカタテハは、またすぐに飛び立ち・・・
▶近くのクヌギの樹液を吸い始めました。サトキマダラヒカゲもたくさんいました。
▶ノコギリクワガタのペアです。もうピークは過ぎましたが今年は本当にこのクワガタムシが多い。
▶鳴き声はあまり聞かれませんでしたが、桜の木にはたくさんのアブラゼミがとまっていました。
▶草地や畑道ではクルマバッタモドキが飛び出しました。はじめは触りたくないと言っていた子も捕まえてみると「意外とかわいい」と気に入ってくれた様子でした。短い時間でしたが、たくさんの昆虫たちと触れ合えました。
 

2024年8月22日木曜日

スズバチの巣材集め

▶金山緑地公園の地面にいた結構立派なスズバチです。巣材の泥を集めていました。
▶泥と唾液を混ぜて鈴のような形のつぼ形の巣を作ります。シャクガの幼虫を狩って巣に運び入れ産卵します。
 

2024年8月21日水曜日

ヒマワリにワカケホンセイインコ

▶花が終わったヒマワリ畑に数羽のワカケホンセイインコが訪れていました。

▶お目当てはもちろんヒマワリの種です。首輪模様が見えないところをいるとメスのようです。

2024年8月20日火曜日

せせらぎ公園のコヒガンバナ

▶せせらぎ公園のコヒガンバナがだいぶ咲きそろってきました。ヒガンバナよりもひと月以上も早い。
▶キツネノカミソリは終盤ですが、まだまだ見られます。
▶ときおりコジュケイが姿を見せてくれます。
 

2024年8月19日月曜日

ノカンゾウにダイミョウセセリ

▶まだまだ咲いている金山緑地公園のノカンゾウの花にダイミョウセセリが飛来して口吻を伸ばしています。
▶すると花の中にスススッと潜り込んでしまいました。こんな吸蜜行動は初めて見ました。後ずさりして出てくるとまた近くの花で食事を続けていました。
 

2024年8月18日日曜日

脱皮後のアオダイショウ

▶空堀川管理道沿いに植栽されたレンギョウの茂みの地面にヘビの脱皮殻がありました。細い木の間を縫うように脱いであります。
▶よく見ると近くにみずみずしいアオダイショウがいるではありませんか。こちらを警戒して枝を上るように身を隠していました。
 

2024年8月17日土曜日

コムラサキ

▶このところコムラサキをまた目にするようになりました。今年2化目の成虫でしょうか。
▶1頭のオスが樹液に飛来しましたが…
▶モンスズメバチが近寄ってきて追い払われてしまいました。チョウにとっては樹液にありつくのも並大抵の苦労ではありません。
 

2024年8月16日金曜日

干上がるせせらぎ公園

▶旧せせらぎ管理棟前の池もせせらぎ公園の上流部の流れも干上がっています。汲み上げポンプの不具合でしょうか。
▶せせらぎで生息しているオニヤンマやクロスジギンヤンマ、オオアメンボなどの昆虫たちにとっては生命に関わる災難です。
 

2024年8月15日木曜日

朝のチョウたち

▶ねぐらの葉裏でじっとしていたサトキマダラヒカゲ。金山緑地公園。
▶清瀬橋親水公園の草むらにいたモンキチョウ。近づいたら飛び立ちました。
▶同じくイチモンジセセリ。このところセセリチョウが多くなってきました。
▶中里1丁目緑地にいたチャバネセセリ。清瀬で一番よく目にするセセリチョウです。
▶同じくアゲハチョウの夏型。飛来してきてエノキの葉で一休みといったところ。
 

2024年8月14日水曜日

カミキリムシ2種

▶金山緑地公園で観察したキボシカミキリです。飛来してきてクワの幹にとまりました。
▶クワの葉の上にいたのはセンノカミキリです。目当てはそばにあったヤツデの方でしょう。
 

2024年8月13日火曜日

キツネノカミソリとコバギボウシの群落

▶中里保全緑地ではキツネノカミソリが最盛期でA~C地区で群落が見られます。
▶中里A地区のコバギボウシの群落です。伐採木の処理がすんでいないため林内は立入禁止ですが、柵の外から辛うじて見ることができます。
▶立秋を過ぎてミンミンゼミよりもアブラゼミの声の方が多く感じられるようになりました。
 

2024年8月12日月曜日

早朝の金山調節池

▶朝早くから上池に陣取っていた大勢のカワセミカメラマンです。一羽のカワセミが動くたびに控えめな歓声が上がり、モデル撮影会のようです。
▶下池の排水口近くの柵の上でテリトリーを張っていたコオニヤンマです。毎年この場所で見るので、かなりよい見張り場所なのでしょう。
▶オギの葉上で静止していたツチイナゴの幼虫です。
▶オギの葉裏にいたアカハネナガウンカです。この昆虫も毎年この場所周辺でお目にかかれます。
▶ヨシの葉にいたのはハネナガイナゴです。ここにはハネナガもコバネも両方すんでいます。
▶ヨシの枯れ葉上を歩いていたのはオカモノアラガイの一種。小さいですが透き通るような貝殻が目を引きます。