2023年11月30日木曜日

金山調節池のオオバン

▶金山調節池下池にオオバンの姿が見られます。オオバン(大鷭)といっても、マガモなどと比べるとずっと小さめです。
▶何度も何度も水に潜っては水草を食べている様子が観察できました。
 

2023年11月29日水曜日

色々な草木の実

▶赤い草木の実を集めてみました。左上から時計まわりに、カマツカ、カラスウリ、ノイバラ、ヒヨドリジョウゴです。
▶赤い色だけでなく様々な色の実があります。同じく、ムラサキシキブ、ノブドウ、ヘクソカズラ、ヤブランです。ヤブランは種子です。
 

2023年11月28日火曜日

クヌギカメムシの産卵

▶クヌギ林ではクヌギカメムシの産卵が始まっていました。産卵しているメスをオスがガードしているように見えます。
▶こちらのペアも交尾姿勢から引き続いて産卵したのか、オスがメスの背に乗っています。卵塊が上の方に見えます。こんなペアが3組観察できました。
▶もちろん、単独で産卵しているメスもいました。上向きで産卵し、下の方に卵塊が見えます。
▶産卵態勢に入ったメスにオスが交尾を試みていましたが、拒否され、この後オスは立ち去りました。
 

2023年11月27日月曜日

金山緑地公園のイソシギ

▶数日前、晴れている日の金山緑地公園の池の石の上で羽を休めていたイソシギです。
▶清瀬では一番よく見るシギで、柳瀬川や空堀川で餌を探している姿をよく見かけます。
▶池の畔のヤナギの葉陰に隠れるようにしていたツグミです。今季の初お目見えです。
 

2023年11月26日日曜日

せせらぎ公園のキチジョウソウ

▶せせらぎ公園のキチジョウソウの花です。歩道沿いの足もとで咲いているのでうっかりすると見過ごしてしまいます。
▶まだ蕾もあり、しばらくは楽しめそうです。この花が咲くと佳いことがあるとか・・・あってほしいものです。右側に結実していますが、これは昨年咲いたものでしょうか。
 

2023年11月25日土曜日

陽だまりの虫たち

▶金山調節池の縁石の上で日向ぼっこをしていたコバネイナゴ、温かい日差しの下でポロリと出して気持ちよさそう。
▶オンブバッタのメス。
▶成虫越冬のキタテハは日向ぼっこ。
▶ベニシジミも温かい日差しにうっとりしている様子。
▶モンキチョウは元気に飛び回っていました。
▶少ないながら、アキアカネも見られました。
▶池の上で打水産卵をしていた連結ペアもいました。
 

2023年11月24日金曜日

またハクウンボクにヤマガラ

▶金山緑地公園のハクウンボクの熟した実を求めて、ヤマガラが頻繁に訪れていました。
▶果実の柄をくわえて枝からもぎ取ろうと、何度も四苦八苦して挑戦していました。
▶近くのヤナギの木から飛来し、ハクウンボクの果実取りにひとしきりとりかかり、またヤナギの木に戻ることを繰り返していました。
 

2023年11月23日木曜日

小春日和の金山緑地公園

▶昨日の清瀬は気温が18℃まで上がり、小春日和の暖かい一日となりました。金山地区を歩くと、ノゲシの花がいくつも咲いていて虫たちが訪れていました。
▶金山緑地公園の流れのほとりでは、ツワブキの花が咲いていました。
▶イロハモミジの紅葉が青空に映えてきれいでした。
▶調節池の方では、土手のチガヤの群落が草紅葉となっていました。
 

2023年11月22日水曜日

命をつなぐ

▶せせらぎ公園の木柵の上で交尾しているクヌギカメムシです。緑色だった体色がこの時季赤味を増しています。これからクヌギの幹への産卵が始まります。
▶繁殖行動を終えて天寿を全うしたミノウスバです。今年は個体数がとても少なく、マサキやマユミの枝を見てもなかなか卵塊が見つかりません。
 

2023年11月21日火曜日

小休止かな?

▶空堀川管理道を散策していて、いつもの見慣れたヤマグワの樹名板に何かくっついている・・・。
▶近づいてみると、クビキリギスが下向きにとまっていました。越冬場所に入る前の小休止かな?
 

2023年11月20日月曜日

せせらぎ公園を歩く楽しみ

▶晩秋のせせらぎ公園を歩く楽しみの一つが、いろいろな木の実を観察することです。これはナンテン、もう鳥が食べに来ているようです。
▶ノイバラの偽果です。がくが肥大化したものです。
▶ツルウメモドキの果実は、種子がまだほとんど見えません。
▶クコは鮮やかな赤色に熟していました。一部花も残っていました。
▶マユミもかわいらしいピンクの果実をぶら下げていましたが、まだ種子は見えません。
 

2023年11月19日日曜日

第2回清瀬の自然セミナー

▶昨日、清瀬市郷土博物館と清瀬の自然を守る会の共催による「第2回清瀬の自然セミナー」を開催しました。22人の方に参加していただきました。時間をオーバーしてしまいましたが、全員の方に最後まで聴いていただけました。
▶開催前に少し時間があったので、博物館敷地内の自然観察コースを歩きました。ヒメヒオウギズイセンの葉にとまっていたシロヘリクチブトカメムシの成虫です。
▶マンリョウの実が赤くなっていました。敷地内にはセンリョウもありました。機会がありましたらお訪ねください。
 

2023年11月18日土曜日

ホトトギスの花

▶保全緑地内に咲いていたホトトギスの花です。ヤマジノホトトギスとともに減少が著しく、大切に保護していかなければならない絶滅危惧種です。
▶園芸種のタイワンホトトギスと似ていますが、葉腋(茎と葉の接続部)に花をつけるのが特徴です。
 

2023年11月17日金曜日

小学生の授業支援

▶市内小学校1年生の生活科「秋を見つけよう」の授業支援に参加しました。およそ1時間の緑地内活動で、ドングリ・マツボックリ等の木の実や秋の花を元気いっぱい観察しました。
▶舌状花がピンク色がかったカントウヨメナの花が咲いていましたが、強い関心を示す子はわずかでした。野の花の話をする余裕がなかったのが残念でした。
 

2023年11月16日木曜日

ノゲシにモンシロチョウ

▶12月上旬並みの寒い日が続きましたが、日だまりにはノゲシが咲いていました。ヨーロッパ原産の史前帰化植物と考えられています。名前は野芥子ですがキク科の花です。
▶モンシロチョウが吸蜜に訪れていました。去年は12月までモンシロチョウが活動していましたが、今年はどうでしょうか。
 

2023年11月15日水曜日

晩秋の蛾

▶切り株から萌芽したクヌギの葉にとまっていたウスキツバメエダシャク。これは年2化なので、夏にも姿を見られます。道東緑地にて。
▶中里B地区のスギ林で、幹にとまっていたヒメノコメダシャクです。開張6㎝あまりの結構大きなシャクガです。晩秋だけに出現します。
 

2023年11月14日火曜日

金山調節池のオギ

▶金山調節池に自生するオギの群落です。今年は秋になってから草刈りが行われたせいで、大きな群落は見られません。例年なら多くのショウリョウバッタモドキが観察されるのですが、今年はほとんど見られません。草刈りの時期は昆虫の生息に大きな影響を及ぼします。生物多様性に配慮した草地の管理が必要です。
▶チカラシバも例年のような群落を見ることはできませんでした。
▶サイカチの頭果が茶色く実り、少しずつ落下しています。
▶セイタカアワダチソウの花をキタテハが訪れて無心に吸蜜していました。