きよせ季節だより
2016年3月31日木曜日
花盛りの金山緑地公園
▲公園の滝桜は、ほぼ満開です。川沿いのソメイヨシノもだいぶ開花が進みました。のんびりとお花見を楽しむ人たちも…。
▲道端には、スミレの花も一気に咲きました。ノジスミレでしょうか。
▲黄色い花は、サンシュユです。
一緒に歩いた孫は、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ヤマトシジミなど多くのチョウを採集していました。
土筆にベニシジミ
▲午後から金山調節池に向かいました。日差しはそんなにありませんでしたが、空気が暖かく、多くのチョウが飛んでいました。モンシロチョウ、モンキチョウに次いで多く見られたのは、ベニシジミです。
▲草地を低く、俊敏に飛ぶ、個体が何頭もいました。交尾しているペアも見られました。
2016年3月29日火曜日
ニリンソウ
▲せせらぎ公園の歩道近くに咲き始めたニリンソウです。1本の花茎に二つの花が付くところからの名前ですが、そうならない場合も結構あります。花弁のように見えるのはガク片で、5~7枚あります。
ヒロハノアマナやかたくりと同じく、ニリンソウも春植物のひとつです。地下茎で増えるため、かつては中里保全緑地にずいぶん群落がありましたが、最近はあまり見なくなりました。
2016年3月28日月曜日
アメリカザリガニとクイナ
▲金山調節池の湧水近くにいたアメリカザリガニです。温んだ水を楽しんでいるかのように見えました。
▲すぐ近くにはクイナの姿がありました。クイナは全長30センチほどで、ドバトよりひと回り小さい印象です。写真のように繁みに隠れて、なかなかすっきりとした姿を見せてはくれません。去年は、アメリカザリガニを捕食したところを観察しました。
2016年3月26日土曜日
ナミホシヒラタアブ
▲せせらぎ公園近くの休耕地に咲くショカツサイに、ナミホシヒラタアブが訪れていました。晩秋にも早春にも活動する姿が見られるので、成虫越冬なのでしょう。ヒラタアブの幼虫はウジ型ですが、植物の上でアブラムシを狩って食べる益虫です。
2016年3月25日金曜日
タチツボスミレの花
きょうは、練馬区の小学校の卒業式に出席してきました。子供たちの立ち居振る舞いが自信に満ち溢れていて、歌声も素晴らしく、とてもよい卒業式でした。
空気は冷たかったものの晴れていたので、千川通りの咲き始めの桜がきれいでした。
▲雑木林の中では、アオイスミレにかわってタチツボスミレが咲き始めました。この時季の咲き始めの可憐な立ち姿が、私は好きです。
2016年3月24日木曜日
ヤナギの花芽を食べるヒヨドリ
きのうまでの暖かさは一変、冷たい雨になりました。
写真は、おととい撮影したものです。
▲金山調節池の湿地に生えるヤナギの枝にとまって、花芽を食べているヒヨドリです。
▲とてもおいしいと見えて、次から次へと摘みとっては食べていました。
▲こちらは、金山緑地公園のコブシの木です。蕾をほじっては食べていました。
2016年3月23日水曜日
モンシロチョウとモンキチョウ
▲春本番の暖かさの中、モンシロチョウがハナニラの花で吸蜜する姿が見られました。(金山緑地公園)
▲柳瀬川の土手では、多くのモンキチョウが飛び交っていました。日が雲に遮られ気温が下がると、草地におりて休んでいました。
2016年3月22日火曜日
桜の開花宣言
▲きのう東京で桜の開花宣言がありましたが、清瀬の四中でも桜が咲き始めました。
▲金山緑地公園の滝桜も、だいぶ色付いていました。
明日から寒の戻りがあるようなので、今年の桜は長持ちしそうですね。
2016年3月21日月曜日
イヌシデの花芽ふくらむ
▲イヌシデの花芽が膨らみ、木全体が黄色がかって見えるようになりました。
▲松ぼっくりのように膨らんでいるのが花芽、先の尖った小さめのものが葉芽です。
▲イヌシデの枝で休む、ヒヨドリ。
2016年3月20日日曜日
コブシの別名
▲コブシが見ごろを迎えています。コブシの名前は、実の形が握りこぶしのように見えることが由来です。コブシには、「田打ち桜」という別名があります。昔は、この花の開花を合図に農作業を始めました。清瀬では、「コブシの花が咲いたら里芋の植え付けを始めた」そうです。
2016年3月19日土曜日
コハナバチの活動
▲花の開花に伴って、昆虫の活動も活発化しています。
これは、ヒロハノアマナを訪れたコハナバチの一種です。体中に黄色い花粉を付けているのがわかります。(中里保全緑地Bにて)
▲ユキヤナギの花を訪れたコハナバチの一種。ユキヤナギの花もここまでアップにすると、バラ科の花ということがよくわかりますね。(野塩3丁目の畑にて)
2016年3月18日金曜日
カタクリが咲き始める
▲きのうきょうと春本番の暖かさの中で、中里保全緑地(B)のカタクリが咲き始めました。
▲きょうまでのところたった2輪ですが、暖かさが続けば次から次へと開花していくことでしょう。
▲ヒロハノアマナは、今がちょうど見ごろです。
2016年3月17日木曜日
テングチョウの日向ぼっこ
▲暖かい日になりました。せせらぎ公園に植えられた木の枝先に小さなテングチョウの姿が見えました。翅をいっぱいに開いて、春の日差しを満喫しているようです。これから交尾し、エノキの新芽に産卵するのです。
2016年3月16日水曜日
ツグミ旅立ち
▲秋から冬、よく目にしていたツグミ。
▲いよいよ、旅立ちのときですね。
▲日本では囀りを聞くことができないことから、口をつぐむ鳥で「ツグミ」という名前になったとか…
北国に帰ったら、たくさん囀ることでしょう。
2016年3月15日火曜日
元気なマエアカスカシノメイガ
▲中里保全緑地のクヌギの幹にとまる、マエアカスカシノメイガです。成虫越冬らしく、厳冬期以外はよく見られ、個体数も多いようです。もっと近づいて撮ろうとしたら、飛び去られてしまいました。
レンゲソウからホトケノザへ
▲春のピンクの絨毯といえば、昔は田んぼ一面に咲くレンゲソウでした。子供のころの私のフィールドであった野塩田んぼは、春になると一面にレンゲソウが咲きモンキチョウが群れ飛んでいました。最近のピンクの絨毯は休耕地一面に咲いているホトケノザですね。レンゲソウにはちょっと貫禄負けですが、どうしてなかなか美しい。小さなハチやアブ、時にはチョウたちも吸蜜に訪れています。
2016年3月13日日曜日
せせらぎ沿いの土筆
▲せせらぎ公園の水辺に、ツクシが伸びています。ツクシはスギナ(トクサ科)の胞子茎です。上の写真の中央3本のうち右の2本は、胞子を放散する直前の状態です。左の1本は、胞子を放散した後のものです。
▲かつて田んぼがあったころには、あぜ道にたくさん出ていました。集めたツクシの袴を取り、佃煮にしておいしく食べました。
2016年3月12日土曜日
ヒメカンスゲの黄色い穂
▲子供のころ、自宅前の雑木林の林床にヒメカンスゲ(カヤツリグサ科)の黄色い花が見えると、いよいよ春の到来を感じて胸がときめいたものです。華やかさはありませんが、清瀬の雑木林のまだ多くの場所で見られるのは嬉しいことです。
2016年3月11日金曜日
アズマイチゲ
▲アズマイチゲ(キンポウゲ科)は、イチリンソウやニリンソウと同じく、早春の短い間だけ地上に姿を現すスプリング・エフェメラルです。私のフィールドには株数が少なく、なかなか目にする機会がないのですが、今年は出会うことができました。たった一輪ですが、清楚に咲く姿が見られて幸せでした。
2016年3月10日木曜日
ウグイスカグラの花
きょうは、清瀬市郷土博物館友の会の「きよせ塾」で、市内にある看護大学校の見学会がありました。市内にありながらどんな教育施設か知りませんでしたが、先生方の丁寧な説明とキャンパスツアーで、素晴らしい施設であることがよく分かりました。春休み中でしたが、実習室では学生諸君が自主的に練習をしている姿があり、頼もしく感じました。
▲中里保全緑地の林床で、ウグイスカグラ(スイカズラ科)が咲きました。小さなピンクの花が枝からぶら下がるように咲いています。
▲小さいが、なかなか魅力的な花です。今夜は一時雪が降るかもしれないとか…、凍えているかもしれませんね。
2016年3月9日水曜日
せせらぎ公園のアオイスミレ
▲せせらぎ公園の林側で、アオイスミレが咲いています。葉の形が、「葵の御紋」のモデルになったフタバアオイの形に似ていることが名前の由来といわれています。
▲スミレの中では、最も早く開花します。ほんのりとした薄紫色の花弁が素敵です。
2016年3月8日火曜日
中里1丁目のシュンラン
きょうは4月並みの暖かさになりました。いち早く羽化したモンシロチョウと越冬から目覚めたキチョウの飛翔を、それぞれ複数目撃しました。
▲中里1丁目保存林のシュンランが咲き始めました。緑色の花は目立ちませんが気品があり、私の好きな花です。とても良い香りがします。観察歩道が整備されていますので、近くでじっくり見ることができます。
2016年3月7日月曜日
空堀川のカワセミ
▲空堀川に飛来したカワセミです。向こう側に写っている建物は、明治薬科大学です。春らしい空気を、カワセミものんびりと味わっているようでした。
2016年3月6日日曜日
木のてっぺんのホオジロ
▲きょうは、4月並みの暖かさとなりました。
木のてっぺんにとまっていたのは、ホオジロです。囀りも聞かれました。
2016年3月5日土曜日
オオバンの群れ
▲きのうの彩湖畔で撮った写真です。オオバンの群れが、しきりに草の実か何かを啄んでいました。数えてみると、90羽ほどの大きな群れです。清瀬の金山緑地公園や調節池では、せいぜい2,3羽が見られる程度ですが、ここは大きな群れを養うだけのエサや隠れ家に恵まれているということでしょうね。
▲すぐ近くで、羽を休めていたユリカモメです。
2016年3月4日金曜日
彩湖のカンムリカイツブリ
▲戸田市にある彩湖に、カンムリカイツブリを見に行ってきました。
▲日本で見られるカイツブリの仲間では、一番大型種です。
▲水にもぐって魚を追いかけます。
▲潜ると、40~50秒もの長い間水の中です。
▲ときには、50メートルも離れたところに浮き上がります。
▲きょうの観察では、残念ながら魚を捕獲した瞬間は見られませんでした。
▲こちらは小さめのミミカイツブリでしょうか。
▲橋の下に魚が多いようで…
▲潜る姿を何度も観察できました。
▲でも、捕獲するのはそう簡単ではないようです。
▲これは別の個体、嘴の反り具合から見ると、ハジロカイツブリでしょうか?
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