2017年4月30日日曜日

ジュウニヒトエ

▲中里保存林で、ジュウニヒトエが咲いているのを見つけました。花は淡い紫色であまり目立ちませんが、なかなか風情のある花です。

▲名前の由来は、花のひとつひとつが十二単をまとった女官のように見えるという説と、幾重にも重なるように花をつけるという説があります。



2017年4月29日土曜日

スジグロシロチョウの交尾

▲せせらぎ公園の一角では、多くのスジグロシロチョウが飛び交っています。オスとメスが出会う機会も多くなります。スジグロシロチョウのオスの翅には発香鱗があり、レモンのような香りがします。この匂いで、メスを誘うといわれています。

2017年4月28日金曜日

アカネシャチホコ

▲昨年4月半ばに初めて出会ったアカネシャチホコに、今年も再会することができました。場所も昨年と同じで、空堀川管理道の街路灯近くのコブシの幹です。

▲羽化したばかりだったようで、蛾尿を排出した後、しばらく翅を震わせて飛び去りました。

2017年4月27日木曜日

裏高尾観察会の下見 -昆虫ー

▲4月24日の裏高尾日影沢林道です。5月1日の観察会では、この辺で昼食をとる予定です。下見の折に撮影した昆虫を紹介します。

▲フタオビヒメハナカミキリは、体長5ミリほどの小さなハナカミキリです。

▲ヒメクロサナエ(サナエトンボ科)

▲側面から見たヒメクロサナエです。全長は5センチほど。

▲ナシモンエダシャク(シャクガ科)は、翅を開いた大きさが3センチほどです。

▲ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科)来週は、たくさん見られそうです。

▲ツバメシジミ(シジミチョウ科)

▲ヤマブキの花を訪れたヒラタアブの仲間です。

5月1日も好天に恵まれることを祈りましょう。

▲清瀬中里保存林のキンランの開花が始まっています。
 明日の大林組のキンラン・ギンラン観察会も、期待できそうです。




2017年4月26日水曜日

裏高尾観察会の下見 ー植物ー

▲5月1日に予定されている、清瀬の自然を守る会の市外観察会の下見に行ってきました。4月24日の裏高尾の日影沢です。春というにはまだまだ冷たい空気に包まれていましたが、多くの植物や昆虫を観察できました。きょうは、植物を紹介します。

▲ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)

▲ヒロハコンロンソウ(アブラナ科)

▲コチャルメルソウ(ユキノシタ科)

▲タカオスミレ(スミレ科)

▲ミヤマキケマン(ケシ科)

▲ミヤマハコベ(ナデシコ科)

▲トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)名前の由来となった鯖の尾のような形の実がついています。

▲フタバアオイ(ウマノスズクサ科)

▲フタバアオイの花

▲ヤマルリソウ(ムラサキ科)

▲ツルカノコソウ(オミナエシ科)

 ほかにも、ニリンソウ、イチリンソウ、ヒメウズ、マルバスミレ、ウラシマソウなどが観察できました。観察会当日の5月1日も、色々な植物が観察できそうです。
 あすは、昆虫を紹介します。


2017年4月25日火曜日

ツマキチョウのメス

▲ツマキチョウのメスの翅の先には、橙色部がありません。腹を曲げて産卵行動のように見えますが、タチチチコグサは食草ではありません。

▲同じ個体が、ハハコグサでも同じような仕草を見せました。この行動の目的は、今のところなぞです。

2017年4月24日月曜日

トビサルハムシ

▲トビサルハムシは、体長7ミリほどの小さなハムシです。赤銅色の体が、なかなかきれいです。出現期は春から秋ですが、春に見かける機会が多いです。

▲体表面に毛が密生しているのがわかります。クヌギやコナラなどに集まります。



2017年4月23日日曜日

ハシボソガラス

▲4/14金山調節池で撮影したハシボソガラスです。ガーと少し高めの鼻濁音で鳴きます。じっと見つめている先には、赤いザリガニが。

▲大きなザリガニを捕えて草地に移動し、おいしそうに食べていました。

2017年4月22日土曜日

バン

▲4/14に金山緑地公園で撮影したバンです。

▲陸に上がると、とてもスマートに見えます。改めて、クイナの仲間だなあと思います。

2017年4月21日金曜日

ツマキチョウ

▲4/14せせらぎ公園で撮影したツマキチョウです。左前翅の一部が欠けています。

▲ショカツサイ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどには目もくれず、一目散にムラサキケマンの花へ。一番のお気に入りのようです。

2017年4月20日木曜日

イカリソウ

▲中里緑地保全地域では、カタクリに替わって、イカリソウが咲き始めました。カタクリの群落も見応えがありましたが、イカリソウも咲きそろうとなかなか見事な眺めです。

2017年4月19日水曜日

コチドリ

▲中里の畑で、今年初めてコチドリを見ました。(4/13)
 奥に見えるのは、ムクドリです。

▲黄色いアイリングがくっきりしていて、可愛らしい。

▲地面をつついて餌を探したり、羽繕いをしたりしていました。

2017年4月18日火曜日

スジグロシロチョウ

▲せせらぎ公園で、多くのスジグロシロチョウが飛び交っています。飛んでいる姿はほとんどモンシロチョウと同じで、区別がつきません。オオイヌノフグリで吸蜜しています。

▲こちらは、ホトケノザで吸蜜しています。よく似たヤマトスジグロシロチョウは、どちらかというと山地性です。この辺で見られるものは、まずスジグロシロチョウと思っていいようです。

▲ショカツサイで吸蜜する個体です。ここには、モンシロチョウはほとんど飛来していませんでした。

2017年4月17日月曜日

キツネノボタン

▲調節池のほとりに咲いていた、キツネノボタンです。キンポウゲ科の有毒植物です。左側に小さなこんぺいとう型の青い実ができています。

2017年4月16日日曜日

とぐろを巻くアオダイショウ

▲空堀川管理道のレンギョウの木の下で、とぐろを巻くアオダイショウです。春の暖かさに地上に出てきたのはよいが、散歩する人が多すぎて動けなくなったかな。

2017年4月15日土曜日

ケシ科のキケマン属3種

▲金山緑地公園のムラサキケマンです。3種の中では、一番派手で目立ちます。

▲中里クヌギ林のヤマエンゴサクです。一つの花は一番頑丈そうに見えます。

▲金山緑地公園のジロボウエンゴサクです。市内の雑木林で、一番広く見られます。

2017年4月14日金曜日

ウラシマソウの花芽

▲中里1丁目保存林のウラシマソウが、花芽を出しました。長い鞭状部も見えます。これは、受粉を媒介してもらう昆虫を導くためにあるといわれています。

2017年4月13日木曜日

カントウタンポポとセイヨウタンポポ

▲金山緑地公園南の柳瀬川土手に咲く、カントウタンポポの花です。春の間だけ咲く虫媒花です。

▲こちらは、総苞が反り返っているセイヨウタンポポです。ヨーロッパ原産の移入種で、10月ごろまで花を見ることができます。昆虫に頼らず、自家受粉で増えることができます。