2016年8月1日月曜日

セイヨウミツバチとニホンミツバチ

▲林の縁にタケニグサが咲いています。タケニグサはケシ科の多年草で、茎が太く中空であることが竹に似ています。そのタケニグサの花に、ミツバチが訪れていました。タケニグサは花といっても花弁はなく、糸のように見える雌しべと雄しべだけです。この花から、もっぱら花粉を集めているように見えました。(7/25)

▲これはセイヨウミツバチです。セイヨウミツバチはヨーロッパからアフリカにかけて生息している種で、養蜂のために人為的に持ち込まれました。日本では天敵のスズメバチがいるために野生化できないといわれています。

▲こちらは在来種のニホンミツバチです。セイヨウに比べると、からだ全体が黒っぽく見えます。スズメバチに襲われると多数でスズメバチを取り囲んで蜂球をつくり、熱でスズメバチを殺します。しかし、この場ではセイヨウに追い払われてしまいました。

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