2020年9月23日水曜日

南方から北上してきた昆虫たち

▶半年ほどかけて南方から北上してきている昆虫といえば、まずはこのウスバキトンボです。遠く中国南部や台湾方面から海を渡り、世代をくり返しながら北上してきます。金山調節池などの上空にはまだ群れ飛ぶ姿が見られます。
▶もう一つの代表選手は、ウラナミシジミです。こちらは国内の温暖な地方から、やはり世代をくり返しながら北上してきます。せせらぎ公園などでは、ハギやクズが茂るあたりを飛び交っている様子が見られます。この写真のように交尾をして、ハギなどに産卵する姿も見かけます。
 どちらも清瀬あたりでは卵が冬を越せずに死に絶えると考えられてきました。しかし、ここまで温暖化が進行していると、なかには冬を生き延びているものがあるかもしれません。

 

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