2021年5月26日水曜日

梅雨のフィールドへ

▶梅雨の合間を縫って近くのフィールドを歩きました。おばけ山の梅坂沿いにナワシロイチゴの花が咲いていました。ちょっと変わった形ですが、どんな昆虫がくるのでしょう?

▶おばけ山の林内のロープにぶら下がっていた蛹は、ミドリヒョウモンのようです。秋に産卵しているのはときどき見かけるのですが、幼虫を見たことがありません。蛹ももちろん初めてです。持ち帰って羽化を観察することにしました。
▶空堀川管理道沿いのヤマブキの葉上に新鮮なアカスジキンカメムシの成虫を見つけました。羽化して間もないようです。すぐ上のコブシの木で発生したのでしょう。
▶コブシの枝に白いリングのようなものを見つけました。どう見ても昆虫には思えませんが、ヒモワタカイガラムシというれっきとした昆虫です。これはメスで、白いひものようなところに卵が入っています。
▶せせらぎ公園のオランダガラシの花では、モンシロチョウが数頭蜜を吸っていました。
▶アジサイの葉上には孵化後間もないオオカマキリの幼虫が、何匹もじっとしていました。
▶クヌギの若枝で雨粒に濡れていたのはクロボシツツハムシです。大きさは5㎜前後で、体色はテントウムシに擬態していると考えられています。
 

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