2021年5月19日水曜日

ベニカミキリの旅立ち

▶枯れた孟宗竹の上でベニカミキリを見つけました。清瀬では4~6月に見られる体長2㎝ほどのカミキリムシです。白っぽい枯れた稈(かん)の上では紅色が目立ちます。身を守るために強い刺激臭を出すので、赤い色は警告色なのです。
▶よく見ると木屑のような白っぽい粉が翅についています。羽化後稈から脱出して間もない個体のようです。
▶近くにあった枯れた孟宗竹の稈には羽化成虫の脱出口が複数見られました。
▶その後翅を開いて飛び立ちました。ピラカンサやクリの花粉を食べて腹ごしらえの後、パートナーとの出会いが待っていることでしょう。

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