2025年7月31日木曜日

御殿山保全緑地の昆虫

▶きのうの『夏休み体験ボランティア』で掲載した写真から 樹液に集まっていたのは、ハチモドキハナアブ、シラホシハナムグリ、クロカナブン、カブトムシです。
▶御殿山保全緑地の中は涼しい風が吹き、ミンミンゼミ↑、アブラゼミ、ニイニイゼミの声が聞こえていました。
 

2025年7月30日水曜日

子供たちが緑地保全活動を体験

▶活動センター主催の『夏休み体験ボランティア』の支援者として参加しました。集まった小中学生の子供たちと、自然観察、ササ刈り体験、ノコギリをひくきこり体験などの活動をしました。きょうも厳しい暑さでしたが、緑地内は風も通って涼しく、気持ちよく安全に活動できました。
 

2025年7月29日火曜日

蝉時雨

▶︎セミの抜け殻が増えてきました。これはアブラゼミ、これまでニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシを確認しました。蝉時雨というほどではないけれど、緑地内に入るとセミの声に包まれます。
▶︎セミたちも暑さには閉口しているようで、ササむらの中で日差しを避けているように見えました。地上近くの方が気温も低めなのかもしれません。
▶︎ヒグラシもヤマブキの葉陰でじっとしていました。うっすらと粉が吹いているように見えたので羽化間もない個体だったでしょう。
▶︎ミッという声に見上げると樹名板のすぐ上にオスのミンミンゼミがとまっていました。
 少し歩くと交尾したアブラゼミが歩道上に落ちていました。私の足音に驚いたのか、交尾を解いて飛び去ってしまいました。
 

2025年7月28日月曜日

緑地内の歩道脇

▶︎緑地内の歩道に沿って緑地内両側が1mほど帯状に草木が刈られていました。明るい歩道沿いに生育していたオケラ、カシワバハグマ、ヒヨドリバナなどの野草が刈られてしまいとても残念です。
▶︎これから見ごろを迎えるコバギボウシも歩道沿いは刈られてしまいましたが、草刈りを免れたものは花を咲かせていました。
▶︎緑地内の歩道沿いは涼しく明るいので、昆虫たちもよく集まります。ノシメトンボとは久しぶりの出会いです。
▶︎夏の林内に多いナツアカネです。今日はナツアカネをたくさん見ることができました。
 

2025年7月27日日曜日

オオシオカラトンボとアメンボ

▶午後の暑い日差しの下の清瀬橋親水公園で、オオシオカラトンボの繁殖行動を観察しました。
▶同じ場所でアメンボも観察。この暑さの中では昆虫たちにとっても生きづらいはずです。
 

2025年7月26日土曜日

環境川まつりに参加

▶早朝ウォーキングの時に中里緑地内で咲いていたウバユリを撮りました。ここでは、ヤマユリもノカンゾウもすっかり終わっていました。
▶ジョロウグモの網に捕らわれていたカナブンです。樹液を求めて飛んでいるうちにかかってしまったのでしょうが、堅い外骨格に守られてクモも歯が立たないようです。
▶9時過ぎからは台田運動公園近くの桜並木の中で行われた「環境川まつり」に参加しました。「生きた昆虫展示」「昆虫切り絵」に加えて今年新たに「缶バッジ作り」を導入、挑戦した子供たちが喜んでくれてよかったです。
 

2025年7月25日金曜日

ヒグラシ

▶夏の雑木林を代表する花のひとつヤブランが咲き始めています。薮蘭といってもスズランと同じくラン科ではなく、キジカクシ科の植物です。
▶︎樹の根元近くにとまっていたヒグラシです。子供の頃のセミ捕りで覚えたセミの居場所探しのコツが生きています。
▶︎私の接近に警戒して飛び立ち目線の少し上にとまりました。朝夕哀愁を帯びた鳴き声を聞かせてくれるセミです。
 

2025年7月24日木曜日

タマムシの産卵

▶︎目の前のコナラの木、下から2mほどのところにタマムシが飛来しました。
▶︎幹に触角をあてがいながら移動していきます。
▶︎よく見ると、産卵管を伸ばして樹皮のすき間に産卵しているようです。タマムシは倒木や枯れた木にも産卵しますが、この木はまだ青々と葉を茂らせています。
 

2025年7月23日水曜日

トックリバチの巣

▶自宅の床下の方に1匹のハチが入っていったので覗いてみると、ムモントックリバチが営巣していました。
▶巣の入口は既に塞がっていて最後の仕上げをしていたようです。ハチの口には湿った泥の塊が見えます。

 

2025年7月22日火曜日

キツネノカミソリ開花

▶せせらぎ公園の流れのほとりでキツネノカミソリが開花していました。
▶蕾の先には開花を待ちわびるようにハナバチがとまっていました。
▶先日ソクズの花にはチョウが立ち寄りそうになるがすぐ飛び去ると書きましたが、クロアゲハのオスが長期滞在したことを報告します。ソクズの花から花へと飛び回り吸蜜行動を5分ほど続けていました。残念ながらソクズの蜜壷(腺体)から吸蜜している決定的な証拠は撮れませんでしたが。
 

2025年7月21日月曜日

カラスアゲハの産卵

▶午後の雑木林、林の中を飛ぶカラスアゲハを久し振りに観察しました。サンショウの木を探し当てると・・・
▶腹部を曲げてサンショウの葉裏に産卵しました。
 

2025年7月20日日曜日

せせらぎ公園のナガエミクリとハグロトンボ

▶せせらぎ公園の流れの中に涼やかに葉をなびかせているナガエミクリが、花茎を立ち上げて花を咲かせていました。
▶流れのほとりを羽ばたいて飛んだり葉上で休んだりしていたハグロトンボのオスです。腹部の金緑色が美しい。
▶メスのハグロトンボは全身真っ黒です。
 

2025年7月19日土曜日

ノコギリクワガタ5匹

▶1か所の樹液にノコギリクワガタが2ペアとオス1匹で合計5匹が集っていました。最近こういう光景を見る機会が少なくなりました。珍しくカナブンが1匹もいません。
▶久し振りに樹液に来ているのを見た在来のゴマダラチョウです。そばにはクロカナブンも。
▶別の樹液にはキタテハとハナムグリが来ていました。このところ夏型のキタテハの樹液来訪を多く見かけます。



 

2025年7月18日金曜日

緑色のカナブン

▶雑木林の樹液には多くのカナブンが集まっていますが、その中に緑色のカナブンを見つけました。アオカナブンではなくカナブンの緑色型のようです。
▶ニイニイゼミが盛んに鳴き、ミンミンゼミやアブラゼミなどセミの羽化が本格的に始まりました。きょう観察した今季初見のアブラゼミです。
▶しかし、写真のように羽化途中でアリに襲われるなど成虫になれない個体も少なくありません。アミメアリに襲われていたニイニイゼミは体をわずかにブルッブルッと震わせて抵抗していました。
 

2025年7月17日木曜日

オオスカシバの産卵

▶雑木林に続く草地の隅に小さなクチナシの木が生えています。そのまわりを飛んでいたオオスカシバ。
▶腹端を曲げるようにしてクチナシの葉の裏側に卵を産み付けていました。
 きょうは風が強いのにもかかわらず庭のジャコウアゲハが羽化し、強風に抗うように飛び立っていきました。
 

2025年7月16日水曜日

ソクズの花とアリ

▶せせらぎ公園の一角に繁茂するソクズです。チョウなどが訪れそうになりますが、すぐに立ち去ってしまいます。
▶その理由は花に蜜がないからです。黄色い壺のように見える小さな腺体に蜜があって、訪れるのはもっぱらアリの仲間が多いようです。
▶時おり雨が降る中、林の中を低空飛行するジャコウアゲハのオスが草の葉にとまりはねを休めていました。

 

2025年7月15日火曜日

コバギボウシ咲き始める

▶中里緑地の夏の花コバギボウシが咲き始めていました。もともと日当たりのよい湿地に自生しますが、清瀬では湿り気の多い雑木林内に多い植物です。
▶足下にバラバラになったメスのカブトムシが散らばっていました。カラスの仕業と思われます。
 

2025年7月14日月曜日

チョウ2+1態

▶︎買い物の帰り道に、ちょうどオニユリにアゲハが飛来しました。とっさにiPhoneで撮影しました。
▶せせらぎ公園の流れのほとりに咲くヤブガラシの花で吸蜜していたジャコウアゲハのメス。
▶柳瀬川右岸に咲くノジトラノオの花序の先に下向きにとまっていたはフタイロコヤガ。
 

2025年7月13日日曜日

コウチュウ2態

▶早朝、柳瀬川の土手を歩いていると、小さなクワの木の葉上にとまっているアカアシオオアオカミキリを見つけました。体長は35㎜近くあり結構立派な個体です。夜行性のカミキリムシで、昼間はこんな感じで休んでいるのでしょう。
▶土手の上を歩くエゾカタビロオサムシです。やや赤みがかった黒い体色で、はねに並ぶ赤い鎖線が目を引きます。 ※指摘を受け、アオオサムシをエゾカタビロオサムシに訂正しました。