2025年8月13日水曜日

畑の縁のヒマワリ

▶︎四中に隣接する畑の縁にヒマワリが見事な花を咲かせています。畑の縁にいろいろな花を栽培するのは農家さんの工夫の賜物なのですが…詳しくはいずれまた
▶︎ヒマワリの花は私たちの目を楽しませてくれるだけでなく、昆虫たちにとって貴重な餌場となります。一番多かったのはセイヨウミツバチ↑やニホンミツバチ。
▶︎次いでイチモンジセセリ↑などのチョウたち。8月3日まで行われていた「ひまわりフェスティバル」ではキアゲハもよく訪れていました。
 

2025年8月12日火曜日

コヒガンバナ咲く

▶︎雨がパラつく中、せせらぎ公園沿いを歩きました。水面に広がる波紋が楽しい。
▶︎せせらぎ緑地に入ると、早くもコヒガンバナが咲き始めていました。見た目はヒガンバナと区別がつきませんが、開花はひと月ほど早い。
▶︎歩道沿いにはキツネノカミソリが咲いていて、この時期に咲く花々を眺めながらの散策もいいものです。
 

2025年8月11日月曜日

大食漢のアオドウガネ

▶ヤマザクラの葉を食べていたアオドウガネは大食漢です。
▶枯れ枝のように見えるツマキシャチホコは、エノキの葉上がお気に入り。
▶以前オスのヒグラシを掲載しました(7/25,29)が、これはメス。
 

2025年8月10日日曜日

緑地内のカラスアゲハ

▶緑地内を飛ぶ黒いアゲハチョウが目の前で木の葉にとまりました。カラスアゲハのオスで、前ばねにビロード状の性標が見えます。以前カラスアゲハのメスが産卵している様子を掲載しました(7/21)が、オスとメスそれぞれが異なる美しさを見せてくれます。
▶足下から飛び立ったウスバカゲロウがササの茎にとまりました。はねの幅がウスバカゲロウよりやや狭く、顔も脚も黒いコウスバカゲロウでした。
 

2025年8月9日土曜日

ハエドクソウにミカドトックリバチ

▶林の中で咲くハエドクソウの小さな花に飛来したのはミカドトックリバチです。トックリバチの仲間はイモムシを狩る狩りバチです。
▶イモムシを狩るのは幼虫の餌にするためで、自らのエネルギー補給は花の蜜です。
 

2025年8月8日金曜日

オナガサナエの食事

▶空堀川管理道の柵の上ではねを休めていたオナガサナエのメスです。コオニヤンマと共に清瀬でよく見られるサナエトンボのひとつです。
▶写真が撮りやすいトンボですが、いきなり飛び立ち近くの葉上に移動しました。写真では判りづらいですが、口には捕食したカゲロウがくわえられていました。柵の上で獲物を待ち構えていたのですね。
 

2025年8月7日木曜日

マメキシタバとゴマダラチョウ

▶昼間クヌギの幹でじっとしているのはヤガ科のマメキシタバです。夜の樹液酒場の常連客です。
▶一方クヌギの幹に飛来したばかりのゴマダラチョウは昼専門の訪問客です。どちらも下向きにとまっているのが面白いですね。
 

2025年8月6日水曜日

コノシメトンボ

▶少し前にノシメトンボを掲載しました(7/28)が、このところ緑地内でコノシメトンボをたくさん見かけます。体側面に黒色斑がくっきりと目立つメスです。この黒色斑が並んでいる様子を着物や織物の「熨斗目」に見立てたのです。
▶こちらは少し前に撮影した若いオス。体がオレンジ色で、「熨斗目」の由来となった黒色斑は目立ちません。
 

2025年8月5日火曜日

恐るべしシオヤアブ

▶シオヤアブは他の昆虫を捕食するムシヒキアブの仲間です。尻に白い毛の塊があるのはオスです。クロスズメバチを捕食し体液を吸っていました。
▶コガタスズメバチを捕らえたシオヤアブ。毒針をもつスズメバチは決して容易い相手ではないと思うのですが、高い飛翔能力で背面から襲い素早く消化酵素と毒を含む唾液を注入して獲物の動きを封じる狩人です。
 

2025年8月4日月曜日

ヒメハサミツノカメムシ

▶尾部に赤く目立つハサミ状の突起をもつカメムシを見つけました。ヒメハサミツノカメムシです。ハサミがあるのはオスだけです。
▶こちらは同種のメスでハサミはありません。ハサミは武器ではなく交尾の際にオスがメスを捕まえるのに使います。
 

2025年8月3日日曜日

保全体験活動の自然観察で

▶きのうは第2回の子供たち向けの緑地保全体験の支援に参加、プログラムの中の自然観察で樹液に集まる多くの昆虫たちを観察し、子供たちも保護者の皆さんも驚いていました。
▶作業中に会員が発見したヤスマツトビナナフシにも「こんな昆虫見たことない」と夏休みならではの思い出ができたようでよかったです。
 

2025年8月2日土曜日

スギナの排水とアオダイショウ

▶早朝のせせらぎ公園沿いを歩くと、水辺のスギナが水玉で着飾っています。夜から朝にかけて蒸散が抑えられ余分な水を排水したのです。
▶緑地脇の地面を体長2m近くのアオダイショウが右から左へ横切りました。せせらぎ公園沿いではネズミを狙うアオダイショウが多く生息しています。
 

2025年8月1日金曜日

空堀川管理道、木陰の生き物たち

▶空堀川管理道は木陰が続くので安心して歩けます。クワの幼木にいたキボシカミキリは外来種です。
▶夏から秋にかけてはキリギリスの仲間のササキリを楽な姿勢で観察できるスポットです。
▶クモも多くの種類を観察できます。クワの葉で休むコゲチャオニグモのメスです。
 

2025年7月31日木曜日

御殿山保全緑地の昆虫

▶きのうの『夏休み体験ボランティア』で掲載した写真から 樹液に集まっていたのは、ハチモドキハナアブ、シラホシハナムグリ、クロカナブン、カブトムシです。
▶御殿山保全緑地の中は涼しい風が吹き、ミンミンゼミ↑、アブラゼミ、ニイニイゼミの声が聞こえていました。
 

2025年7月30日水曜日

子供たちが緑地保全活動を体験

▶活動センター主催の『夏休み体験ボランティア』の支援者として参加しました。集まった小中学生の子供たちと、自然観察、ササ刈り体験、ノコギリをひくきこり体験などの活動をしました。きょうも厳しい暑さでしたが、緑地内は風も通って涼しく、気持ちよく安全に活動できました。
 

2025年7月29日火曜日

蝉時雨

▶︎セミの抜け殻が増えてきました。これはアブラゼミ、これまでニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシを確認しました。蝉時雨というほどではないけれど、緑地内に入るとセミの声に包まれます。
▶︎セミたちも暑さには閉口しているようで、ササむらの中で日差しを避けているように見えました。地上近くの方が気温も低めなのかもしれません。
▶︎ヒグラシもヤマブキの葉陰でじっとしていました。うっすらと粉が吹いているように見えたので羽化間もない個体だったでしょう。
▶︎ミッという声に見上げると樹名板のすぐ上にオスのミンミンゼミがとまっていました。
 少し歩くと交尾したアブラゼミが歩道上に落ちていました。私の足音に驚いたのか、交尾を解いて飛び去ってしまいました。
 

2025年7月28日月曜日

緑地内の歩道脇

▶︎緑地内の歩道に沿って緑地内両側が1mほど帯状に草木が刈られていました。明るい歩道沿いに生育していたオケラ、カシワバハグマ、ヒヨドリバナなどの野草が刈られてしまいとても残念です。
▶︎これから見ごろを迎えるコバギボウシも歩道沿いは刈られてしまいましたが、草刈りを免れたものは花を咲かせていました。
▶︎緑地内の歩道沿いは涼しく明るいので、昆虫たちもよく集まります。ノシメトンボとは久しぶりの出会いです。
▶︎夏の林内に多いナツアカネです。今日はナツアカネをたくさん見ることができました。
 

2025年7月27日日曜日

オオシオカラトンボとアメンボ

▶午後の暑い日差しの下の清瀬橋親水公園で、オオシオカラトンボの繁殖行動を観察しました。
▶同じ場所でアメンボも観察。この暑さの中では昆虫たちにとっても生きづらいはずです。
 

2025年7月26日土曜日

環境川まつりに参加

▶早朝ウォーキングの時に中里緑地内で咲いていたウバユリを撮りました。ここでは、ヤマユリもノカンゾウもすっかり終わっていました。
▶ジョロウグモの網に捕らわれていたカナブンです。樹液を求めて飛んでいるうちにかかってしまったのでしょうが、堅い外骨格に守られてクモも歯が立たないようです。
▶9時過ぎからは台田運動公園近くの桜並木の中で行われた「環境川まつり」に参加しました。「生きた昆虫展示」「昆虫切り絵」に加えて今年新たに「缶バッジ作り」を導入、挑戦した子供たちが喜んでくれてよかったです。
 

2025年7月25日金曜日

ヒグラシ

▶夏の雑木林を代表する花のひとつヤブランが咲き始めています。薮蘭といってもスズランと同じくラン科ではなく、キジカクシ科の植物です。
▶︎樹の根元近くにとまっていたヒグラシです。子供の頃のセミ捕りで覚えたセミの居場所探しのコツが生きています。
▶︎私の接近に警戒して飛び立ち目線の少し上にとまりました。朝夕哀愁を帯びた鳴き声を聞かせてくれるセミです。
 

2025年7月24日木曜日

タマムシの産卵

▶︎目の前のコナラの木、下から2mほどのところにタマムシが飛来しました。
▶︎幹に触角をあてがいながら移動していきます。
▶︎よく見ると、産卵管を伸ばして樹皮のすき間に産卵しているようです。タマムシは倒木や枯れた木にも産卵しますが、この木はまだ青々と葉を茂らせています。