2025年5月31日土曜日

ルリシジミ

5月28日金山調節池にて撮影。 目の前の歩道に降りてきて吸水を始めたルリシジミです。
▶飛び立つと、はねの表のるり色(というより空色でしょうか)がきれいに見えます。
▶ヤナギの枝先にとまっていたのはテングチョウの新成虫です。年1化なので、この成虫が来春まで生き延びることになります。
 

2025年5月30日金曜日

金山調節池のコムラサキ

5月28日撮影。金山調節池も草が生い茂り夏の空が広がっていました。
▶ヤナギの梢には多くのコムラサキが舞い、オス同士がスクランブル飛行をする様子も見られました。
▶樹液を訪れるコムラサキも観察できました。
▶オスのはねは紫色に輝くのですが、逆光のため鮮やかに写りませんでした。
▶アカボシゴマダラも飛来。在来のゴマダラチョウを待っていたのですが、フラれてしまいました。
▶ほかの樹液にはコクワガタのオスも。
▶そして、ノコギリクワガタのペアも観察できました。
 

2025年5月29日木曜日

ニワゼキショウとセッカニワゼキショウ

▶きのう、久し振りに金山緑地公園を訪ねました。すっかり初夏の装いになっていました。
▶池の畔にはニワゼキショウとセッカニワゼキショウの花盛り。どちらも北米原産の帰化植物です。
▶シロツメクサのまわりを飛び回っていたのはセイヨウミツバチです。このところミツバチの数が少ないように感じます。
▶ヤマザクラの果実、小さなサクランボが実っていました。
 

2025年5月28日水曜日

雑木林の蛾

▶中里の保全緑地で見つけたセダカシャチホコです。はねを開くと70~80㎜の大きなシャチホコガです。
▶空堀川管理道沿いのヤマブキの葉にとまっていたのはマエキリンガです。イヌシデで発生しているようです。
▶同じく空堀川管理道のエノキの葉にとまっていたウスベニトガリメイガです。この幼虫は枯葉を食べるようです。
 

2025年5月27日火曜日

サツキにアゲハチョウ

▶せせらぎ公園沿いに植栽されたサツキの花の上をメスのアゲハチョウが舞っていました。
▶ふだんはストローのような口吻をくるくるっと巻いていますが、花から花へと吸蜜しているときは伸ばしたままのようです。
 

2025年5月26日月曜日

ゼフィルス出現

▶きょうは午前9時半から小学校3年生の「生きものさがし」の授業支援に参加しました。授業前の下見のおりに撮影したキララシロカネグモのメスです。授業でも子供たちが発見し、きれいな模様に驚いた様子。担任の先生がスマホで検索すると、何やら怪しい名前が表示されました。
▶エノキの葉裏にとまっていたモンシロドクガです。前ばねの後縁にある二つの黒い紋は消えることもあるようです。
▶ゼフィルスのひとつ、ミズイロオナガシジミと出会えました。ゼフィルスとはちょうど梅雨時のころに雑木林で発生するシジミチョウの一群をさします。清瀬では、ほかにアカシジミやウラナミアカシジミも見られます。
 

2025年5月25日日曜日

ノコギリクワガタお目見え

▶雨上がりの雑木林で、落枝整理の作業に参加しました。林床ではナルコユリが賑やかに咲いていました。
▶明るい林縁ではウツギが花盛りです。
▶樹液が醗酵しているにおいがしたので傍らのコナラの木を見ると、ノコギリクワガタのオスの姿が目に入りました。今シーズン初めての出会いです。
▶もしやと思い見回すと、木のうろの中にメスも発見できました。
 

2025年5月24日土曜日

イボタノキにイチモンジチョウ

▶雑木林周辺や林内で多くのイチモンジチョウを見かけるようになりました。イボタノキの花は人気の蜜源です。
▶イボタノキにはジャコウアゲハも訪れていました。春型のジャコウアゲハははねが大部傷んでいました。
 

2025年5月23日金曜日

アカボシゴマダラの求愛飛翔

▶今朝窓を開けたらモミジの葉の上に雨粒が残っていました。
▶林の縁で求愛飛翔を繰り返していたアカボシゴマダラです。前を飛ぶ大きい方がメスです。
▶飛び疲れて地面で小休止。オスとメスでは随分大きさが違います。オスの後ろばねにはいくらか赤い星を見ることができます。
 

2025年5月22日木曜日

グリーンシップアクションに参加

▶︎松山保全緑地で行われた今年度最初の東京グリーンシップアクションに参加しました。清瀬には初参加の企業でしたが、皆さんとても慣れた感じで作業をしていました。
▶︎幸い悪天候の予報が外れ、時折木漏れ日が射す初夏らしい環境の中で実施できました。

2025年5月21日水曜日

サトキマダラヒカゲの発生

▶市内の雑木林を何日かぶりで歩いてみると、季節がしっかり進んでいることを実感します。樹液を訪れていたシロテンハナムグリ。
▶近くの枝に飛来したのはヒゲコメツキのオス。ストロボ撮影しようとしたら、飛び去られてしまいました。
▶あちこちでサトキマダラヒカゲが発生していました。私が子供の頃から変わらず多い雑木林のチョウです。
▶林床ではナルコユリの花が雑木林を吹き抜ける涼風に揺れていました。
 

2025年5月20日火曜日

ウスバシロチョウの飛翔

▶赤城自然園で観察したウスバシロチョウの飛翔です。散策のメンバーはアゲハチョウの仲間だと聴いて驚いていました。写真は左上から時計回りでご覧ください。
 

2025年5月19日月曜日

赤城自然園で自然散策

▶昔の同僚から自然散策の案内を頼まれ、総勢8人で渋川の赤城自然園を歩きました。自生種だけでなく園芸種も混在する作られた自然庭園です。
▶それでもアズマシャクナゲやレンゲツツジなどの樹の花や、ヤマブキソウやクサタチバナなどの草花を楽しみながら観察ができました。
 

虫を狙う虫たち

▶アジサイの葉上でアリを捕えたヤミイロカニグモのメスです。
▶クズの葉上にいたのは体長10㎜ほどのセボシジョウカイという甲虫です。蜜も食べますが、小昆虫も捕えて食べます。
▶ご存知!強面のオオイシアブです。いい面構えですね。
 

2025年5月18日日曜日

寄生バチ

▶市内某所の伐採木集積場を訪ねました。残念ながら甲虫類は発見できませんでしたが、あたりを多くのハチが舞っていました。
▶上の2枚は幼虫が枯木の材を食うクロヒラアシキバチです。メスが伐採木に産卵管を差し込んだ姿勢のまま力尽きていました。

▶キバチの幼虫に寄生するニホンヒラタタマバチです。何年か前に立ち枯れたクヌギの木に産卵する個体を観察したことがあります。
▶同じくキバチの幼虫に寄生するエゾオナガバチです。体長より長い産卵管を持っています。触角を枯木にあてがって産卵に敵した場所を探していました。
▶エゾオナガバチのオスです。長い産卵管を持たず身軽でスマートな体つきです。
▶そんな寄生バチを狙ってか、伐採木の上で待機しているオオイシアブも数匹見られました。
 

2025年5月17日土曜日

第1回 清瀬の自然セミナー

▶4月に撮影した写真からフデリンドウです。 きょうは松山地域市民センターで『清瀬の自然セミナー』を行いました。ことしで4年目の講座です。雨にも拘わらず10人以上の方に参加していただきました。
▶清瀬の自然の中で、特に雑木林に焦点を当ててお話ししました。皆様頷きながら熱心に聴いてくださり、質問や感想も寄せていただきました。次回は9月20日(土)に野塩市民センターで行います。