2024年6月18日火曜日

マサキの花にニホンミツバチ

▶中里の畑道の境界にマサキが植えられています。花がたくさん付いていてニホンミツバチが訪れていました。
▶次から次へ花を渡り歩き、口吻を伸ばして蜜を吸っていました。
 

2024年6月17日月曜日

アキノタムラソウの花畑で

▶雑木林の林床ではアキノタムラソウが薄紫色の花を咲かせるようになりました。
▶葉裏にとまっていたのはカノコガです。
▶花には蜜を求めてチョウやハチが訪れていました。クマバチは筒状の花に潜り込めないため、花の横に穴を開けて蜜を食べています。花にとっては受粉の役に立たず迷惑な話です。
 

2024年6月16日日曜日

外来種のアミガサハゴロモが増加

▶︎昨年から在来のアミガサハゴロモに似た外来種が清瀬でも見られるようになりました。中国原産のチュウゴクアミガサハゴロモだということです。
▶︎日本のアミガサハゴロモよりはねも体色も濃い目で、このようにかなり黒っぽい個体もあります。
▶︎若いクワの枝には成虫と共に、白い蝋物質に覆われた幼虫も多く見られました。このハゴロモが増えた分、在来のハゴロモ類が減っているように思います。
 

2024年6月15日土曜日

ホタルブクロの花

▶昔提灯のことを火垂袋(ほたるぶくろ)と言ったそうです。林の中で咲いていた自生のホタルブクロです。
▶提灯で言えば上枠に当たるところの萼片、その間に反り返った付属物が見えます。せせらぎ公園にはこの付属物がないヤマホタルブクロもあります。
▶林の中で咲いていたのは薄いピンク色でしたが、せせらぎ管理棟の前で咲いていたのは濃いピンク色でした。
 

2024年6月14日金曜日

ネムノキの下で

▶せせらぎ管理棟前の池の畔でもネムノキの花が咲いていました。
▶下草の葉の上にいたのはネムノキで発生するフタテンオエダシャクというシャクガの一種です。
▶池の中の石の上でオオシオカラトンボがはねを休めていました。
 

2024年6月13日木曜日

ネムノキの花

▶柳瀬川沿いのネムノキが花盛りです。フワフワッとしてうっすらと赤味がかった綿毛のような花が初夏の風にそよいでいます。
▶夜葉が閉じて眠るように見えることからの名前です。花弁は目立たず、長い糸のような雄しべが印象的です。花は夜咲いて夜行性の蛾を呼び、明るくなるとアゲハチョウが訪れます。
 

2024年6月12日水曜日

三種のテントウムシ

▶水辺のアシの茎にとまっていたシロホシテントウは、菌類を食べるテントウムシです。
▶ジュウサンホシテントウは水辺で観られるテントウムシで、アシなどにつくカイガラムシを捕食します。
▶トホシテントウは植食性のテントウムシで、ウリ科植物やブドウ科植物を食害します。
 

2024年6月11日火曜日

アメリカフウロの果実

▶せせらぎ公園などを歩いていると、アメリカフウロの熟した果実がよく見られます。
▶上から見ると、赤味がかった萼の中に毛に覆われて黒く熟した5個の果実(分果)が見えます。
 

2024年6月10日月曜日

サトクダマキモドキの幼虫

▶空堀川管理道沿いのクワの葉の上で見つけたサトクダマキモドキの若齢幼虫です。ここ数年ツユムシの仲間の個体数が減っていることもあり、久し振りに出会えてほっとしました。
▶こちらは金山調節池のほとりに生えるヨシの葉にとまっていたヤブキリの幼虫です。剣のような形の産卵管を持ったメスの幼虫です。
 

2024年6月9日日曜日

センリョウの花

▶庭にセンリョウの花が咲いていました。家族に話しても「えっ、どこに咲いてるの?」という始末です。それもそのはず、花びらもがくもないので、花と認識できなくても無理はありません。
▶センリョウは「原始的被子植物」と呼ばれる古いタイプの植物で、黄緑色の丸い雌しべの横からクリーム色の雄しべが突き出るようにくっついています。雄しべの下側に唇のような形の葯が見えます。
 

2024年6月8日土曜日

金山調節池の水辺にて

▶ヤナギの周囲でエナガの鳴き声が聞こえるので見上げると、1羽の若鳥が飛来しました。
▶池の水面ではアメンボの活発な繁殖行動が観られました。
▶池の畔の草地にいたコムラサキです。はねを開いてくれなかったので雌雄の確認はできませんでした。
▶水辺に続く草地で休むアカミミガメです。また数が増えてきて繁殖力の強さに驚かされます。
 

2024年6月7日金曜日

ヒメジョオンの花畑で

▶ヒメジョオンは江戸時代に園芸植物として渡来した帰化植物です。当初の花径はもう少し大きかったようですが、野生化して小型化したようです。授粉を介さずに増えるため辺り一面のヒメジョオンの花畑になっています。シオヤトンボの未成熟オスがはねを休めていました。
▶モンシロチョウが吸蜜していました。今のところスジグロシロチョウはあまり見かけません。
▶ええっー、サトキマダラヒカゲ?!と驚いたものの、よく見るとやはり口吻を伸ばしていません。たまたま小休止したところがヒメジョオンの花だったというだけのようです。
 

2024年6月6日木曜日

セッカニワゼキショウ

▶金山緑地公園の池の畔に小さな白い花がたくさん咲いていました。セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)です。
▶左がニワゼキショウ、右がセッカニワゼキショウです。どちらも北米原産の帰化植物です。アヤメ科ですが、水辺だけでなく道ばたや芝地などでも生育しています。
 

2024年6月5日水曜日

ノコギリクワガタとハチモドキハナアブ

▶︎クヌギの木の周囲には樹液が発酵した甘酸っぱい匂いが漂っていました。クワガタムシが訪れていました。
▶︎ノコギリクワガタの中型のオスで、樹液を吸いやすい場所を探って体の向きを変えていました。
▶︎根元近くの樹液にはハチモドキハナアブも訪れていました。 

2024年6月4日火曜日

初夏のチョウたち

▶︎ウマノスズクサの葉裏にジャコウアゲハの終齢幼虫がとまっていました。
▶︎雑木林の中の下草の上を這うように飛び回る黒っぽいチョウはヒメジャノメでした。
▶︎雨が上がると雑木林の周囲をアゲハチョウが飛び回っていました。夏型のオスです。
 

2024年6月3日月曜日

卯の花

▶畑の境界や雑木林の縁でウツギの花が咲いています。
▶5月29日に紹介したハラグロオオテントウの幼虫が蛹化していました。
▶ガクアジサイに小さなハナバチが飛来し、忙しく動き回って腹の下の毛にたくさん花粉を集めていました。
 

2024年6月2日日曜日

ミズイロオナガシジミ

▶︎叢からすうっと花茎を伸ばして咲いているノビルの花をよく見かけます。花柄の根元には茶色のムカゴが見えます。
▶︎今年初めて観察したミズイロオナガシジミです。5月25日の撮影です。この日、ウラナミアカシジミも観察しましたが、夕方近かったこともあり、ゼブラ模様を確認しましたがすぐに飛び立たれ撮影はできませんでした。
▶︎ヤマノイモの葉の一部が切り取られ折り畳まれたようになっています。間に2〜3㎜ほどのダイミョウセセリの幼虫が隠れていました。
 

2024年6月1日土曜日

ヒメコウゾの果実

▶小さなイヌツゲの花が咲いていました。モチノキ科で樹皮から鳥もちは取れますが、ツゲには非ず櫛や印鑑の材としては使えません。
▶ヒメコウゾの果実が実っていました。枝が小さなLED電球で飾られているようできれいです。
▶赤い果実はおいしそうに実っています。食べられますが、口触りはあまりよくありません。