2020年12月7日月曜日

柳瀬川土手の樹木整備

▶柳瀬川の流れすれすれの土手に生えるサイカチの木を伐採しました。ノコギリで幹を短く切る際に、指にトゲが刺さりました。翌日赤く腫れ上がり、痛みもひどくなりました。雑菌が入ったのでしょう。消毒薬を塗布して治りましたが、気をつけなければいけませんね。
▶枯草を片付けていると、中から越冬中のキタキチョウが出てきました。日差しはあるものの気温が低いので、草むらに入り込んで越冬していたのでしょう。樹木の根元の草むらに戻しました。
 

2020年12月6日日曜日

ハラビロカマキリ

▶クヌギの幹にとまるハラビロカマキリを見つけました。オオカマキリは比較的明るい場所を好みますが、ハラビロは林の中でもよく見ます。
▶腹がふくらんでいるので、これから産卵するのでしょう。ハラビロカマキリの卵は、細い枝ばかりでなく太い幹にも産みつけられているのを見かけます。
▶こちらのハラビロカマキリは、クヌギカメムシを捕食中でした。カメムシの悪臭は、カマキリに対してあまり有効ではなかったようです。
 

2020年12月5日土曜日

カントウカンアオイ

▶雑木林の林床で青い葉を広げていたのは、カントウカンアオイです。常緑の多年草で、日本固有種です。
▶花は地面に接して咲き、3枚の花びらのように見えるのは萼(がく)で、基部はくっついています。花が発するキノコのようなにおいに誘われたキノコバエが、産卵するために入り授粉します。しかし、卵にはカビが生えて孵化しないそうです。

 

2020年12月4日金曜日

クロスジフユエダシャク

▶雑木林で作業をしていると、たくさんの小さな蛾が飛んでいるのが眼に入ります。たまたま目の前を飛んでいた個体が、枯葉の下に潜り込んで見えなくなりました。その葉を返してみると、クロスジフユエダシャクが交尾していました。
▶左側の黒っぽいメスは、羽が退化していて飛べません。落葉の下側にとまってフェロモンを発し、オスを待ちます。匂いを嗅ぎつけたオスが飛来して交尾するのです。
▶メスの体長は1㎝ほど、オスは翅を広げて3㎝ほどです。
▶出会いの最盛期のようで、2~3時間の作業中に交尾ペアを2組観察できました。
 

2020年12月3日木曜日

コナラの立ち枯れとナラ枯れ

▶雑木林の保全管理の一環として、落枝整理作業をしています。今年は台風の被害がなく、昨年に比べると作業量が少なく助かります。
▶雑木林内に立つ2本のコナラです。左側は立ち枯れで、サルノコシカケの仲間のキノコがたくさん生えていました。右側はナラ枯れで、茶色に変色した葉が枝に残っています。健全なコナラの枯葉とは明らかに違います。ナラ枯れは、体長5㎜ほどの甲虫カシノナガキクイムシに穿入されて起こります。カシノナガキクイムシがナラ菌を運び込み、ナラ菌の蔓延を防ごうとするコナラ自身が通水機能を止めてしまいます。その結果、7~8月ごろに葉が変色し枯れてしまうのだそうです。今のところ、決定的な有効策はないとか…。
 

2020年12月2日水曜日

落葉の下から

▶クヌギ林の管理作業中に、落葉の下から飛び出したクビキリギスです。写真ではよく分かりませんが、長い産卵管のあるメスでした。落葉の下で越冬しようとしていたのを、起こしてしまったようです。

▶別の場所では、モリオカメコオロギが飛び出しました。右の後ろ足が欠損しています。卵越冬なので、このオスは間もなく一生を終えることになるでしょう。

 

2020年12月1日火曜日

ダイサギとコサギ

▶金山調節池の上池での観察。ヨシ原で獲物を探すダイサギです。
▶何度も小魚を捕らえて食べていました。
▶コサギがやって来ました。冠羽が確認できるので、夏羽です。
▶2羽が一緒に視界に入りました。全長はダイサギが90㎝ほど、コサギが60㎝ほどで、大きさの違いがよく分かります。