2025年6月18日水曜日

朝の雑木林にて

▶日中はあまりにも暑いので、早朝に観察しながら歩くことにしました。日が昇り始める頃なら蚊の活動も活発ではないようです。
▶クヌギの樹液には、ヒカゲチョウ、カナブン、シロテンハナムグリなど多くの昆虫たちが集まっていました。
▶サトキマダラヒカゲとカナブン サトキマダラヒカゲの後ろばねが破れています。この部分が破れたチョウを結構見かけます。
▶ヒカゲチョウとキマダラカミキリ 同じ木にはノコギリクワガタのペアやケシキスイの仲間などが見られました。
 

2025年6月17日火曜日

ウラギンシジミのオス

▶ウラギンシジミの夏型新成虫が地面で吸水していました。はねが少し開いてオスであることがわかりました。
▶飛び立ってはねの表側がなんとか写りました。濃褐色に縁取られたオレンジ色の斑紋があるのがオスです。
 

2025年6月16日月曜日

横沢入で観察した昆虫

6月14日横沢入で観察した昆虫です。左上から時計回りに、ムネクリイロボタル、ヒョウモンエダシャク、キリギリスの幼虫、ヤマトシリアゲ。ヤマトシリアゲはかつて清瀬にも多産しましたが、最近はほとんど見かけません。
▶マルウンカ、アサヒナカワトンボのメス、トゲヒゲトラカミキリ、アカハネムシの一種。ほかにもトンボ類、バッタ類など1時間半ほどで観察できました。短い時間で多くの昆虫を観察できるということは、種類数、個体数ともに多いということでしょう。
 

2025年6月15日日曜日

横沢入で観察したチョウ

▶きのう横沢入で観察したチョウです。左上から時計回りに、ムラサキシジミ、ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ、モンシロチョウです。
▶ダイミョウセセリ、キタテハ、ヒメキマダラセセリ、ヒメジャノメです。このほか、ウラギンシジミやスジグロシロチョウを観察しました。
 

2025年6月14日土曜日

横沢入の観察会に参加

▶きょうは清瀬の自然を守る会主催の「横沢入観察会」に参加しました。横沢入は東京都の里山保全地域に指定されているところで、田んぼの会の皆さんが田植えをしていました。
▶田んぼのまわりでは多くのトンボが観察できました。全長3~4㎝ほどのハラビロトンボのオス
▶黄色が鮮やかなハラビロトンボのメスを見て、参加者の一人から「メスの方がきれいな昆虫もいるんだ」との声が聞かれました。
 

2025年6月13日金曜日

キンイロエビグモ

▶葉の上にいた6~7㎜ほどのクモが獲物を捕らえていたのでレンズを近づけると、足を縮めて固まってしまいました。クモを驚かせてしまった私の失敗!
▶少しじっと我慢して見ていましたが、獲物を放棄して葉の裏に隠れてしまいました。名は「金色」ですがこれは薄緑色、色々と変異があるようです。
 

2025年6月12日木曜日

せせらぎ公園

▶せせらぎ公園の歩道周囲もだいぶ緑が濃くなりました。日陰はありがたいですが、ヤブ蚊も多くなりました。
▶日向ではオオシオカラトンボが見られるようになりました。ここでは毎年発生しています。せせらぎの流れではコオニヤンマも発生しています。
▶ホリカワクシヒゲガガンボが落ち着かない様子で飛んでいました。これは立派な櫛ひげを持たないメスですね。
 

2025年6月11日水曜日

センリョウの花

▶きのう関東が梅雨入りし雨が続いています。我が家の茂ったウマノスズクサの葉の上にも雨粒が光っています。今年もジャコウアゲハが産卵に訪れるでしょうか。
▶庭のセンリョウにも雨が降り注ぎます。今が花盛りですが小さくて花らしくありません。
▶花弁も萼もないので花に見えなくても無理もありません。昨年は猛暑のせいか結実しなかったのですが、今年はどうでしょう。
 

2025年6月10日火曜日

ヒメジョオンを訪れる昆虫たち

▶今日は一日中雨だったので、数日前に撮った写真から チョウで一番多かったのはモンシロチョウでした。
▶続いて、ベニシジミ。
▶アカガネコハナバチは7~8㎜ほどの小さいハナバチの仲間です。
▶クロハナノミは5~6㎜ほどの甲虫です。花を訪れて花粉を食べ、ノミのように飛び跳ねるのでハナノミ。

 

2025年6月9日月曜日

コモチマンネングサ

▶柳瀬川通りは車の往来が結構ありますが、雑木林の林縁部は動植物の観察ポイントになっています。ノブドウの花をくり返し訪れていたキオビツチバチです。
▶雑木林の林床にはコモチマンネングサが咲いていました。葉の付け根に見える小さな二葉のような形のムカゴで殖えるベンケイソウ科の多年草です。
▶アキノタムラソウが咲き始めていました。ジャコウアゲハやトラマルハナバチなど昆虫たちにとって夏場の重要な蜜源です。
 

2025年6月8日日曜日

わくわくまつり

▶︎きょうは看護大学校のグラウンドでわくわくまつりが行われました。清瀬の自然を守る会がブースを出したので参加しました。
▶︎缶バッジ作りと昆虫切り絵に大勢の子供たちが参加し大盛況でした。自分の描いた絵が缶バッジになるのを見て本当に嬉しそうでした。
▶︎子供たちは、チョウ、カミキリムシ、クワガタ、カマキリなど一生懸命に切り絵に取り組んでいました。このようなイベントを通して子供たちや保護者の皆さんが清瀬の自然に興味関心をもってくれれば嬉しいことです。
 

2025年6月7日土曜日

コカブト

▶道端や草むらにヒメジョオンがたくさん咲き、多くのモンシロチョウが訪れています。吸蜜していたメスにオスが飛来して求愛しましたが、メスは交尾拒否姿勢をとりました。
▶林の中に入ると気温がぐっと下がり涼しさを感じます。コナラの幹にコカブトを見つけました。小さなツノが見えるのでオスの個体です。
▶ちょっと失敬、指でつまんで短いツノが見えるように撮ってみました。

2025年6月6日金曜日

ヤマホタルブクロとホタルブクロ

▶午前中に中里緑地からせせらぎ公園の方を歩いてみました。ホタルブクロの花を見つけました・・・が、どうやらヤマホタルブクロのようです。
▶がくを見ると、切れ込みの部分が盛り上がってはいますが反り返っていません。
▶これは我が家のホタルブクロで、がくの切れ込み部分が反り返っています。
 

2025年6月5日木曜日

ナツツバキの花

▶きょうは清瀬市郷土博物館で、東京都気候変動適応センターの皆さんと情報交換をしました。郷土博物館の敷地内でナツツバキの花が美しく咲いていました。
▶自然観察コースを回ってみると、ヤブレガサの花が咲いていました。
▶自宅庭に咲いたホタルブクロです。明日は野外で探してみようと思います。
 

2025年6月4日水曜日

オスグモの触肢

▶今日は午前中に清瀬の自然を守る会の外来植物駆除作業に参加しました。枯れた木においしそうなキクラゲができていました。
▶ヤマノイモの葉上に下向きにとまっていたアサヒエビグモのオスです。体長は5㎜ほどですが、足がとても長い。
▶こちらはササグモのオスで、左の方を向いています。オスの触肢(昆虫でいえば触角に当たる部分)がとても発達しています。
 

2025年6月3日火曜日

ニホンミツバチの巣

▶台田の桜並木のソメイヨシノの樹洞にニホンミツバチの巣ができています。距離をとって静かに観察している分には刺される心配はありません。
▶外勤の働きバチが帰ってきました。花粉籠にいっぱいの黄色い花粉が見えています。
▶ハグロトンボのメスに出会いました。はねが少し傷んでいますが、今シーズン初めての出会いです。 以上6月2日撮影
 

2025年6月2日月曜日

イチヤクソウ開花

▶清瀬の自然を守る会の植物調査部会に参加しました。雑木林の林床でイチヤクソウが開花していました。キンランやギンランと同じく菌根菌と共生している植物で、清瀬に広く自生しています。
▶ガマズミの葉上で、目立つはねの蛾を発見しました。開張3~4㎝のアシベニカギバです。
▶アシベニとは足が赤いということですが、鮮やかなオレンジ色をしていました。
▶足元を見ると、30~40㎝もありそうなコウガイビルが這っていました。
▶セセリチョウの中ではひときわ目を引くキマダラセセリの新鮮な個体を観察しました。